CTC検査・血管内治療
血液中の循環腫瘍細胞を調べるCTC検査と、血管を通じて行う治療について、それぞれの目的や特徴をご案内します。
がんの診療では、現在の病状や治療経過を把握し、患者様の状態に応じて検査・治療を検討することが重要です。
CTC検査は、血液中に存在する循環腫瘍細胞(Circulating Tumor Cells)を調べる検査です。一方、血管内治療は、血管を介して薬剤や医療器具などを用いる治療の総称です。
両者は目的が異なり、検査結果や治療の適応については、がんの種類、病状、これまでの治療歴などを踏まえて医師が判断します。
CTC検査は「血液中の腫瘍細胞を調べる検査」、血管内治療は「血管を通じて行う治療」であり、それぞれの役割を理解することが大切です。
CTC検査とは
血液中を循環する腫瘍細胞に着目した検査です。
CTCとは「Circulating Tumor Cells」の略称で、日本語では「血中循環腫瘍細胞」と呼ばれます。がん組織から離れ、血液中に移行した腫瘍細胞を指します。
血液中の循環腫瘍細胞を調べる
CTC検査では、採取した血液から循環腫瘍細胞の検出や解析を試みます。血液を用いることから、組織を直接採取する検査とは異なる特徴があります。
ただし、CTCは血液中に少数しか存在しない場合があり、使用する検査方法によって検出性能や解析できる内容が異なります。

CTC検査の3つの特徴
検査の仕組みと結果の取り扱いについて、基本的なポイントをご紹介します。
血液を用いた検査
採血によって得られた血液を使用します。組織の一部を直接採取する生検とは異なる方法です。
循環腫瘍細胞を解析
検査方法に応じて、血液中の循環腫瘍細胞の検出や細胞の特徴に関する解析を行います。
他の検査と合わせて評価
検査結果だけで判断せず、画像検査、病理検査、血液検査、診療経過などと合わせて検討します。
検査結果は、他の医療情報と合わせて解釈することが重要です。
CTC検査の臨床的な有用性は、がんの種類や検査方法によって異なります。標準的な診断方法に代わるものではなく、検査を行う目的と結果の活用方法について事前に確認する必要があります。
CTC検査の一般的な流れ
検査内容の説明から採血、検体解析、結果の説明までの一般的な流れです。
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STEP01
診察・検査の説明
現在の病状や治療歴などを確認し、検査の目的、方法、限界、費用について説明を受けます。
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STEP02
採血
検査に必要な血液を採取します。採血量や事前準備については、使用する検査方法によって異なります。
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STEP03
検体の解析
採取した血液を検査方法に応じて処理し、循環腫瘍細胞の検出・解析を行います。
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STEP04
結果の説明
検査結果について医師から説明を受け、必要に応じて他の検査結果や診療情報と合わせて検討します。
※実際の検査手順、採血量、結果報告までの期間は検査方法や実施施設によって異なります。
血管内治療とは
血管を通じて行う治療について、基本的な考え方をご説明します。
血管内治療とは、血管を通じて医療器具や薬剤などを用いる治療の総称です。がん領域では、カテーテルを用いた薬剤投与や血管塞栓術などの方法があります。
具体的な治療方法によって、対象となる病状、期待される効果、治療に伴うリスクや副作用は異なります。
治療を検討する際には、使用する薬剤や器具、投与経路、治療の目的などを確認することが重要です。
治療を検討する際の3つのポイント
治療方法
どの血管を利用し、どのような薬剤や医療器具を使用するのか、治療内容を確認します。
治療の適応
がんの種類、進行状況、全身状態、既往歴、現在受けている治療などを踏まえて判断します。
リスク・副作用
治療方法に応じた出血、感染、血管損傷、使用薬剤による副作用などを事前に確認します。
血管内治療は、すべての患者様に適しているわけではありません。治療の適応や標準治療との関係について、担当医と十分に相談することが重要です。
ご相談から検査・治療まで
医療情報の確認、診察、検査・治療内容の説明を経て、患者様の状態に応じた方針を検討します。
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STEP01
お問い合わせ
患者様ご本人やご家族から、検査・治療についてご相談いただきます。
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STEP02
医療情報の確認
診療情報提供書、画像検査、血液検査の結果、これまでの治療歴などを確認します。
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STEP03
医師による診察
現在の病状や全身状態などを確認し、検査や治療について検討します。
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STEP04
検査・治療内容の説明
実施する内容、費用、考えられるリスクや副作用、他の選択肢などについて説明します。
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STEP05
検査・治療の実施
患者様の同意と医師の判断に基づき、適応がある場合に実施します。
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STEP06
結果説明・経過確認
検査結果や治療後の状態を確認し、必要に応じて今後の診療方針を検討します。
※実際の診療手順や検査・治療の実施日程は、患者様の状態や提供する医療内容によって異なります。
検査・治療に伴うリスクと注意点
検査や治療を検討する際には、実施内容に応じたリスクについて確認することが大切です。
検査・治療前に確認したいこと
CTC検査では、採血に伴う痛み、内出血、気分不良などが起こる場合があります。
血管内治療では、実施する方法によって出血、感染、血管損傷、血栓、薬剤による副作用やアレルギー反応などが考えられます。
リスクの程度や必要な対応は治療内容によって異なるため、実施前に医師から説明を受けてください。
医師による適応判断
がん種、病期、治療歴、検査結果、全身状態などを確認し、検査・治療の適応を検討します。
検査・治療の限界
検査結果や治療効果には限界があります。検査による確定診断や、治療による改善・延命を保証するものではありません。
現在の治療との関係
標準治療を自己判断で中断せず、現在受けている治療や使用薬剤について医師へお伝えください。
CTC検査・血管内治療の料金
各検査・治療の料金についてご案内します。
| 検査・治療項目 | 料金(税込) |
|---|---|
| CTC検査 | 55,000円 |
| 血管内治療 | 330,000円 |
※表示価格はすべて税込みです。
よくあるご質問
CTC検査・血管内治療について、患者様が確認されることの多い内容をまとめました。
QCTC検査だけで、がんの診断はできますか?
CTC検査だけで、がんの有無を確定することはできません。がんの診断には、病状に応じて画像検査や病理検査などが必要です。
QCTCが検出されなければ、がんはないのでしょうか?
CTCが検出されない場合でも、がんが存在しないことを意味するわけではありません。検査方法の検出性能や病状によって結果が異なります。
QCTC検査はどのような方法で行いますか?
一般的には採血した血液を用いて、循環腫瘍細胞の検出・解析を行います。採血量や検査手順は使用する検査方法によって異なります。
Q血管内治療は誰でも受けられますか?
すべての患者様に適しているわけではありません。治療方法や病状、全身状態、これまでの治療歴などを確認して医師が判断します。
Q血管内治療には副作用がありますか?
具体的な治療方法によって異なりますが、出血、感染、血管損傷、使用薬剤による副作用などが考えられます。実際の治療内容に応じた説明を受けることが重要です。
Q現在受けているがん治療と併用できますか?
現在の治療内容、使用薬剤、治療スケジュール、全身状態などを確認したうえで医師が判断します。現在の治療を自己判断で中断せずご相談ください。
Q初回相談には何を持参すればよいですか?
診療情報提供書、血液検査結果、CT・MRIなどの画像資料、現在使用している薬が分かる資料などを、可能な範囲でご用意ください。
CTC検査・血管内治療について
まずはご相談ください。
現在の病状や治療についてのご不安、検査・治療に関するご質問などをお聞かせください。
医療法人社団 良凰会
TGC 東京がんクリニック


