イムノブーストV(IBV)とは
抗腫瘍細胞を活性化・培養し、その過程で細胞が生み出すさまざまな成分を含む液体を回収・濃縮して、静脈注射で投与する当院独自の治療です。
免疫細胞の活性化を目的に、複数の因子の働きへ着目します。
イムノブーストV(IBV)は、抗腫瘍細胞を活性化・培養し、その過程で細胞が生み出すさまざまな成分を含む液体を回収・濃縮して使用する治療です。
免疫細胞の活性化、炎症反応の調整、腫瘍に関わる血管新生の抑制など、複数の側面に関係する因子へ着目し、患者様の病状や治療歴、検査結果などを確認しながら医師が適応を判断します。
IBVで着目する、3つの働き
免疫細胞の働きだけでなく、がんを取り巻く複数の側面に着目して治療を考えます。
がんと免疫の関係はひとつの仕組みだけで説明できるものではありません。IBVでは、免疫細胞の活性化、炎症反応の調整、腫瘍に関わる血管新生の抑制という3つの側面から整理しています。
IMMUNE ACTIVATION
免疫細胞の活性化に関係する因子
免疫細胞の活性化に関係する因子に着目し、がんに対する免疫の働きを支えることを目的としています。
INFLAMMATION
炎症反応の調整に関係する因子
炎症反応の調整に関係する因子に着目し、がんを取り巻く体内環境との関係を考えます。
TUMOR ANGIOGENESIS
腫瘍血管新生の抑制に関係する因子
がん細胞の増殖には、腫瘍へ酸素や栄養を届ける血管形成が関わります。IBVでは、腫瘍に関わる血管新生の抑制に関係する因子にも着目しています。
一つの働きだけでなく、がんを取り巻く複数の側面に着目すること。
これが、イムノブーストV(IBV)の治療設計における考え方です。患者様の病状や治療歴を確認しながら、医師が適応を判断します。
イムノブーストV(IBV)ができるまで
抗腫瘍細胞を活性化・培養し、培養後に細胞そのものを取り除いた液体を回収・濃縮してIBVを製造します。
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STEP01
抗腫瘍細胞
生成工程のもととなる抗腫瘍細胞を用います。
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STEP02
抗腫瘍細胞を活性化・培養
抗腫瘍細胞を活性化し、管理された環境で培養を進めます。
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STEP03
細胞を除いた培養液を抽出
培養後、細胞そのものを取り除き、培養液を回収します。
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STEP04
濃縮・調整してIBVが完成
回収した液体を濃縮・調整し、イムノブーストV(IBV)として使用します。




IBVを支えるドナーと国内製造体制
使用するドナー由来組織、細胞を分離・培養する施設、培養工程に用いる技術まで確認できる体制で製造します。
日本人若年健常者由来の
脂肪組織を使用
抗腫瘍細胞のもととなる脂肪組織には、ウイルス感染症などが確認されていない日本人若年健常者由来の組織を使用します。
ドナー由来組織の情報を確認
感染症に関する確認を実施
脂肪組織から抗腫瘍細胞を分離
再生医療専門医が運営
国内細胞加工施設で
分離・培養・製造
抗腫瘍細胞は、再生医療専門医が運営する国内の細胞加工施設で分離・培養します。製造施設を明示し、患者様が治療前に確認できる体制としています。
No. FC5250043
TECHNOLOGY
特許取得技術を培養工程に活用
IBVでは、抗腫瘍細胞の培養工程に特許取得技術を活用しています。
原料となるドナー組織だけでなく、「どこで」「どのような技術を用いて」製造するかまで明確にすることを大切にしています。
IBV治療の基本的な治療計画
投与量・治療間隔・回数は、診察や検査結果、患者様の状態を確認したうえで決定します。
- 投与方法
- 静脈注射投与前に状態を確認します。
- 1回の投与量
- 3mL・5mL・10mL医師が投与量を判断します。
- 治療間隔
- 約2週間に1回2週間ごとを目安とします。
- 1コース
- 6回・約3か月治療中も経過を確認します。
※投与量・間隔・回数は、診察・検査結果・患者様の状態を確認して決定します。
ご相談から治療後まで
医療情報の確認、診察、検査・治療計画を経て、患者様の状態を確認しながらIBV治療を行います。
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STEP01
お問い合わせ
患者様ご本人・ご家族からご相談いただけます。
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STEP02
医療情報の確認
検査結果や画像データなどを確認します。
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STEP03
医師の診察
病状や治療歴を確認し、治療の適応を検討します。
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STEP04
検査・治療計画
検査結果を確認し、投与量・回数・時期を検討します。
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STEP05
IBV治療
治療計画に基づき、静脈注射による投与を行います。
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STEP06
経過確認
体調や検査結果を確認しながら、その後の治療方針を検討します。
副作用・治療上の注意点
静脈注射に伴う反応や体調変化が起こる可能性があるため、治療前に医師が説明します。
静脈注射に伴う痛み・腫れ・内出血のほか、発熱、悪寒、発疹、アレルギー反応などが起こる可能性があります。体調や病状によって反応には個人差があります。
また、治療効果には個人差があり、改善や延命を保証するものではありません。治療中も診察や検査結果を確認しながら経過を評価します。
治療前に医師が適応を確認します
がん種、病期、治療歴、検査結果、全身状態、現在受けている治療などを確認したうえで医師が適応を判断します。
治療後は献血できません
本治療を受けた後は献血を行うことができません。治療前に医師からご説明します。
自由診療として行う治療です
標準治療を自己判断で中断せず、現在受けている治療や薬剤について医師へお伝えください。併用の可否は患者様の状態を確認して判断します。
よくある質問
IBV治療について患者様から多くいただくご質問をまとめています。
QイムノブーストV(IBV)はどのような治療ですか?
抗腫瘍細胞を活性化・培養し、その過程で得られる液体から細胞そのものを取り除き、濃縮・調整した製剤を静脈から投与し、免疫細胞の活性化を目的とする治療です。
Q現在受けているがん治療と併用できますか?
現在の治療内容、薬剤、治療スケジュール、全身状態などを確認したうえで医師が判断します。現在の治療を自己判断で中断せずご相談ください。
QどのがんでもIBV治療を受けられますか?
すべてのがん種・病状で治療を行えるわけではありません。がん種、病期、治療歴、検査結果、全身状態などを確認して医師が適応を判断します。
Q治療はどのくらいの間隔で行いますか?
基本的には約2週間に1回、合計6回・約3か月を1コースの目安としています。投与量や回数は患者様の状態によって異なります。
Q治療後に献血はできますか?
本治療を受けた後は献血を行うことができません。治療を検討される際に、医師から事前にご説明します。
Q初回相談には何を持参すればよいですか?
診療情報提供書、血液検査結果、腫瘍マーカー、CT・MRIなどの画像資料、現在使用している薬が分かる資料などを可能な範囲でご用意ください。
Q治療効果は必ず得られますか?
治療効果には個人差があり、改善や延命を保証するものではありません。治療中も診察や検査結果を確認しながら経過を評価します。
リスクと副作用等詳細
治療をご検討いただく前にご確認いただきたい情報です。
| リスクと副作用 |
静脈注射に伴う痛み・腫れ・内出血のほか、発熱、悪寒、発疹、アレルギー反応などが起こる可能性があります。症状や反応には個人差があります。 |
|---|---|
| 未承認医薬品等であることの明示 |
本治療には、国内で医薬品として承認されていない製剤を使用します。 |
| 入手経路等の明示 |
本治療で使用する製剤は、国内の販売事業者を通じて入手します。 |
| 国内の承認医薬品等の有無の明示 |
本治療と同一の性能を有する国内承認品はありません。 |
| 献血について |
本治療を受けた後は献血を行うことができません。治療前に医師からご説明します。 |
| 治療効果について |
治療効果には個人差があります。改善や延命を保証するものではありません。 |
| 自由診療について |
本治療は自由診療として行います。治療内容、費用、治療回数、想定されるリスクや副作用については、治療前に医師から説明します。 |


