光免疫療法導入院TGC東京がんクリニック


当院で行える事

当院で行える事

光免疫療法の適応部位一例

Applicable parts

光免疫療法の適応がん部位は以下をご参考ください。

肺がん、胃がん、大腸がん、前立腺がん、膀胱がん、喉頭がん、咽頭がん、食道がん、肝がん、腎がん、膵臓がん、甲状腺がん、胆嚢・胆道がん、乳がん、卵巣がん、子宮体がん、子宮頸がん、皮膚がん、メラノーマ、腺がん、口腔がん、舌がん、骨腫瘍、腹膜播種 など。※骨髄、白血病などご対応できない部位も一部ございます。

現在ご自身の部位が適応可能か、ご不明な場合はお気軽にお問合せください。オプジーボ、キートルーダとの併用も可能です。

当院が選ばれる理由

Reason

当院が選ばれる理由
当院が選ばれる理由

患者様のお悩み

Patient concerns
患者様のお悩み
患者様のお悩み

ご来院に至るまでの経緯

Background

■ケース➀
・性別:男性
・年齢:70代
・がんの種類:前立腺がん(ステージⅣ)
・転移:多発骨転移

ケース➀

PSA高値を指摘され、前立腺がんと診断された患者様は、手術・放射線・抗がん剤治療を受けましたが、術後1年で骨転移が判明しました。その後も治療を続けたものの効果は得られず、主治医から抗がん剤継続か緩和ケア移行を提案されました。新たな治療を探す中で光免疫療法を知り、当クリニックへご相談いただきました。
■ケース➁
・性別:男性
・年齢:60代
・がんの種類:大腸がん(ステージⅣ)
・転移:多発肝転移

ケース➁

咳が続き、かかりつけ医で薬を使用するも改善せず、血液検査で腫瘍マーカー高値が判明しました。総合病院で大腸がんの肝転移と診断され、抗がん剤治療を開始しましたが、多忙により受診機会を逃し、肝転移の進行が確認されました。緩和ケアの提案を受けたものの、患者様は少しでも長く活動できる時間を望み、当クリニックへご相談いただきました。


カウンセリング受付中
カウンセリング受付中

光免疫療法の背景

光免疫療法の背景
標準治療と自由診療

当院のがん光免疫療法とは

Cancer treatment

がんの光免疫療法は、光感受性物質(薬剤)を点滴で体内に投与した後、レーザー光をがん細胞に照射することで、光化学反応を引き起こし、がん細胞を選択的に破壊する治療法です。
破壊されたがん細胞から放出される抗原により、免疫の活性化が促されることが報告されており、照射部位以外の病変に作用する可能性も示唆されています。当院では、膵がんを含む各種がんに対して、光免疫療法をご案内しています。

緩和ケア前の選択肢にもなる

Selection

標準治療(手術・抗がん剤・放射線治療)が適用できない場合、通常は緩和ケアが推奨されます。しかし、保険診療の枠組みでは、標準治療と緩和ケアの間に位置する治療法は限られています
当院では、標準治療の選択肢がない場合でも治療を継続できる手段として、光免疫療法を提供しています。標準治療ができない方、標準治療以外を検討したい方、または標準治療と併用を希望される方にもご利用いただいております。

光免疫療法の選択肢
光免疫療法の選択肢

光免疫療法の原理

Principle

➀ 薬剤を点滴

➀ 薬剤を点滴

治療初期に、患者様に光感受性を持つ薬剤を点滴投与します。薬剤は血管を通じて体内を巡り、がん細胞を目指し、後の光照射治療で重要な役割を果たします。

➁ 薬剤をがん細胞へ集積

➁ 薬剤をがん細胞へ集積

正常な血管は整っていますが、がん組織の血管は構造が乱れています。この特性を利用し、薬剤をがん細胞に集中的に届ける「EPR効果」が、光免疫療法に活かされています。

➂ 2日目 薬剤を保持

➂ 薬剤を保持

薬剤点滴後に保持することで、がん細胞に薬剤が集積します。この集積により、がん細胞のみを攻撃でき、副作用が抑えられます。※当日中に照射も可能です。

➃ 体表面照射

➃ 体表面照射

特定の波長のレーザーを体表面に照射し、がん細胞に集積した薬剤を反応させます。薬剤が発熱し、がん細胞を攻撃します。体表面照射を繰り返し行うことで、がん細胞を死滅させていきます。


免疫療法2次作用
免疫療法2次作用

当院では、承認検査薬「ICG」を含む光感受性物質をリポソーム化し、EPR効果を利用してがん細胞に集積させます。
リポソームは日本でも一般的に使用され、EU各国の光免疫療法でも主に用いられています。
その後、がん腫瘍までの距離に応じて選定した様々な波長のレーザー光を照射し、光感受性物質を反応させてがん細胞を死滅させます。
この手法により、様々な部位の治療が可能です。

励起のメカニズム
  • ① 特定の光を照射すると、光感受性物質は高エネルギーな状態となります。
  • ② 光感受性物質は高エネルギーの状態から安定状態に戻る際に、活性酸素を生成します。
  • ③ この活性酸素はがん細胞を攻撃する性質を持っています。

※正常細胞は抗酸化酸素(オキシダーゼ)の作用により活性酸素を無毒化し破壊されません。
その為、がん細胞のみに作用させる事が可能になります。

EPR効果

がんの新生血管は不完全であり、新生血管内に約200nmの隙間が存在するのに対し、正常な細胞は6nm~7nm程度の隙間が存在します。
その為、約100nmのリポソーム化した薬剤は正常な細胞には取り込まれず、新生血管から腫瘍の組織内に運ばれ、蓄積します。
これらの血管壁差を利用し、癌細胞へ効率的に薬剤を運ぶ特性DDS(ドラッグデリバリーシステム)をEPR効果と呼びます。
この性質により、がん細胞へ選択的に薬剤を届けることができるため、正常細胞へのダメージが少ない利点があります。

TGCの光免疫療法は全身に対応

がん治療範囲

がん治療範囲


カウンセリング受付中
カウンセリング受付中


血管内治療

選択的波長の有効性

当院では血管内治療(CTC治療)も行っています。
これは、血液中を流れるがん細胞に着目した治療法で、転移や新たな組織形成の防止を目的としています。
薬剤(ICG)はレーザー光で活性化され、活性酸素を生成してがん細胞を破壊します。
ドイツWeber社製のマルチレーザーディバイスシステム(MLDS)を使用しており、EUとFDAの認証を取得しています。
患者様に応じた出力で近赤外線を安全に照射し、さまざまながんに対応しています。

より詳しく光免疫療法の解説

More detailed explanation

副作用が少ない理由

より詳しく光免疫療法の解説
より詳しく光免疫療法の解説

光を光感受性物質に当てると、その物質はエネルギーを放出し、この過程で活性酸素が生成されます。
これを「光化学反応」と呼びます。がん細胞は活性酸素に弱く、この活性酸素によって破壊されます。
一方、正常な細胞は活性酸素を無毒化する「オキシダーゼ」という酵素を持っているため、破壊されません。
これも、副作用が少ない理由の一つです。


効果を向上させる複合治療

効果を向上させる複合治療
効果を向上させる複合治療

  • 光免疫療法による腫瘍細胞の死と抗原の放出は、免疫システムを「目覚めさせる」効果があります。これにより、通常は「見過ごされがち」な腫瘍細胞に対する免疫システムの識別能力が向上します。
  • PD-1阻害剤による介入は、この「目覚めた」免疫応答が腫瘍細胞に作用するための障害を取り除きます。つまり、光免疫療法で活性化された免疫応答が、PD-1阻害剤によりさらに強化され、効率的に腫瘍を攻撃することができるようになります。
  • これらの理由から、光免疫療法とPD-1阻害剤は組み合わせて使用すると、単独で使用する場合に比べて腫瘍に対する攻撃力が強化される可能性があります。


カウンセリング受付中
カウンセリング受付中

光免疫療法の流れ

Flow of treatment

STEP 01
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お問い合わせ

まずはお電話またはメールにて、お気軽にお問い合わせください。
ご来院希望の場合可能な日時でインフォームド・ コンセントの日程を調整致します。

STEP 02
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インフォームド・ コンセント

がん治療のリスクや代替案を共有し、患者様の希望に沿った治療を選ぶプロセスです。
※1 通院中の医療機関がある方は、画像データをご持参ください。

STEP 03
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薬剤点滴等 (約1時間)

治療前診断(※画像データを確認)
・治療内容を決定
・血液検査
・薬剤点滴

STEP 04
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外部照射等 (約1.5時間)

外部照射等 (約1.5時間)
・血管内治療
・外部照射治療
STEP03、STEP04の血液検査→薬剤点滴→外部照射6回(1クール) 行います。

STEP 05
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CT 又は MRI 撮影

1クール終了2週間後 CT か MRI 撮影を行います。
医師ががん患者様の状態に合わせて適切な検査を選択します。

STEP 06
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画像診断

1週間後、 提携クリニックより画像 が届きますので、がん患者様に画像診断と治療効果をご説明致します。

※1 画像データがご準備出来ない場合 当院の提携クリニックでCTかMRIの画像撮影も可能です。

光免疫療法に頂くご質問

Questions

当院では、頭頚部がん、肺がん、胃がん、大腸がん、前立腺がん、膀胱がん、喉頭がん、咽頭がん、食道がん、肝がん、 腎がん、膵臓がん、甲状腺がん、胆嚢・胆道がん、乳がん、卵巣がん、子宮体がん、子宮頸がん、皮膚がん、メラノーマ、 腺がん、口腔がん、 など治療部位はおおよそ全身可能です。
患者様の部位が適応可能かご不明な場合はお気軽にお問い合わせください。
お問合せはこちら「TEL:0120-833-177」

現在の状態や状況を確認し今後の受診の案内をさせて頂きますので、まずは当院へお電話やメールにてお問い合わせください。
お問合せはこちら「TEL:0120-833-177」

当院は自由診療です。 現在保険診療が対象な部位は頭頸部癌(局所再発・局所進行)のみが治験で対象となっており、「頭頸部イルミノックス治療」と呼ばれています。
以下に違いをご説明します。

光免疫療法には、保険診療と自由診療の2つの形態があり、それぞれ使用する薬剤や適用範囲が異なります。
保険診療の光免疫療法では「頭頸部がん」に対して適用されます。
一方、自由診療の光免疫療法では、ほぼ全身のがんに対応可能であり、ステージに関係なく適用できます。
当院では、自由診療としての光免疫療法を提供しており、標準治療が難しい患者様にも治療の選択肢を提供しています。
副作用が少なく、他の標準治療との併用も可能です。

・IR700(イルミノックス)
IR700は、特定の抗体に結合された光感受性剤で、特定のがん細胞(例えば頭頚部がんなど)に対して選択性を持っています。
この治療は保険診療で行われ、がん治療における標準的な手段として使用されます。
IR700は抗体と結合してターゲットとするがん細胞に集中し、特定の波長の光を当てることでがん細胞を攻撃します。

・ICG(インドシアニングリーン)
ICGは、肝機能検査や眼底造影検査で広く使用されており、臨床での安全性が確認された光感受性物質です。
光免疫療法においても応用されますが、この用途では自由診療として扱われることが多いです。
ICGを使用した光免疫療法では、リポソーム化した薬剤をEPR効果を用いてがん細胞へ選択的に集積させ、特定の波長の光を当てることでがん細胞を攻撃します。

正常な血管壁は乱れなく緻密な状態ですが、がんの血管壁は塑像(そぞう)な状態となっています。 がん細胞は酸素を含む栄養を得て成長するために血管を新生させます。新生血管は正常血管と比較して不完全であり、 血管内皮細胞間に約200nmの隙間が存在しています(正常な細胞の場合6~7nm程度)。
その為、薬剤(数百nmのナノ粒子)は正常な血管には取り込まれずに、腫瘍の組織へ運ばれます。
この血管壁差を利用したドラッグデリバリーシステムをEPR効果(ノーベル賞候補の熊本大学名誉教授である前田浩博士による技術)といい、薬剤をがん細胞に定着し 光を照射する事でがん細胞を攻撃します。

光免疫療法に使用する薬剤自体は細胞にダメージを与えるものではありません。
また使用するレーザー光も低出力の光線である事から熱さを感じる事もなく、レーザー光線が人体に影響を及ぼす心配はほぼないと言えます。
EPR効果を用いて、癌細胞へ薬剤を届け、レーザー光が照射される事で初めてがん細胞周りに集積した薬剤が反応し、癌細胞を攻撃します。
その為、がん細胞のみを死滅させ、正常細胞はダメージを受けないという事になります。

可能であればCTもしくはMRI、CT画像データ(CD-ROM)、血液検査の結果、お薬手帳の3つのご持参をお願いしております。しかし、画像データは入手困難な場合もありますので、その場合は当院の提携先クリニックにて画像撮影は可能です。不明点はお気軽に当院までお問い合わせ下さい。

標準治療との併用は可能です。標準治療と併用する事で双方に良い相乗効果が期待出来ます。現在通われている病院の治療のご予定を確認させて頂きながら当院の治療スケジュールを組ませて頂きますのでご安心して通っていただけます。

遠方から通院される方も多く、当院に近いホテルなどに宿泊されています。宿泊先のホテルなどは当方でご案内させて頂くことも可能ですのでお気軽にお問い合わせ下さい。

当院は、入院施設がないため通院のみになります。

はい、可能です。インフォームドコンセントにて患者様の現在の状態をお伺いし、今後の治療方法や方針などをご説明させていただいております。
※インフォームドコンセントを受けていただいたからといって治療を決定しなければならないものではないのでご安心ください。

光免疫療法 費用はこちら

リスクと副作用等

Risks and side effects

リスクと副作用 光免疫療法による治療は侵襲性の少ない治療法です。 ですが、稀に以下のような副作用が生じる場合があります。 ・血中照射や点滴、穿刺照射時に生じる皮下血腫など ・悪心・嘔気・発熱・血管痛など(点滴物質への免疫反応によるもの、) ・アレルギー反応やアナフィラキシーショックなど ・当治療は保険適応外の自費による治療です。治療費は全額が自己負担となります。
未承認医薬品等であることの明示 本治療で使用する未承認医薬品等は、医薬品医療機器等法上の承認を現在得ていないものです。 日本では、未承認医薬品等を医師の責任において使用することが可能です。
入手経路の明示 現在、国内販売代理店経由で入手しております。
国内の承認医薬品等の有無の明示 本治療に用いるものと同一の性能を有する他の国内承認医薬品は現在ありません。
諸外国における安全性等に係る情報の明示 諸外国における安全性等に係る情報は現在ありません。

TGC東京がんクリニック院長

Director of TGC

小林賢次院長

小林賢次

経歴

  • 1991年3月 京都大学法学部卒業
  • 2000年3月 富山医科薬科大学医学部医学科卒業
  • 2000年5月 同愛記念病院 臨床検査科
  • 2002年5月 NTT東日本関東病院病理診断部
  • 2011年6月 新八重洲クリニック 院長
  • 2019年1月~ 東京がんクリニック開院

出身大学

  • 京都大学法学部卒業
  • 富山医科薬科大学医学部医学科卒業

資格

  • 日本医師会 認定産業医
  • 日本医師会 認定スポーツ医
  • プライマリケア連合学会 認定医
  • 日本抗加齢医学会 専門医
  • 日本人間ドック学会 認定医

 私は、保険診療をするうちに現在の標準治療だけでは、すべての患者さんの治療を完治・根治するのは難しいと感じました。
 標準治療と自由診療の治療を併用することで、がん治療の効果を上げ、一人でも多くの患者様に完治・根治の確率を上げていきたいと思います。
 自由診療は今まで、保険診療とは違い症例数が少なかったのですが、ここ数年、がんの患者数が増加して、免疫療法や遺伝子治療などの治療を受ける患者様が増えてきたことにより症例数も増えてきました。
 私は、標準治療と自由診療の併用治療が今のがんの患者様の治療効果を上げることはもちろん、副作用が少なく患者様の身体と心に負担の少ない治療を心がけております。
 標準治療は提携の医療機関をお勧めし、自由診療は当院が最新の治療を駆使して治療に尽力致します。

院長 小林賢次

TGC東京がんクリニック情報

TGC information

院名 医療法人社団良凰会
TGC東京がんクリニック
電話番号 0120-833-177
住所 〒103-0022
東京都中央区日本橋室町1-9-15 千切屋東京ビル9階
最寄駅 半蔵門線三越前駅
メール tgc@gan-chiryou-clinic.com
診療時間 9:00~18:00
診療日、休診日は変更となる場合がございますので、詳しくはお問い合わせください。
休診日 土日(電話・メール対応は可能です。)

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    当院は完全予約制及び完全個室であるため、他の患者様との濃厚接触はありません。
    また院内の消毒や患者様及びクリニック関係者の体温測定も毎日行っており、リスク回避に努めております。

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