光免疫療法は、光に反応する薬剤を点滴で投与し、がん細胞に集まった薬剤へ近赤外線を照射することで、がん細胞へのアプローチを目指す治療法です。
薬剤ががん細胞に集まりやすい性質を利用し、照射によって活性酸素を発生させることで、がん細胞を内側から攻撃することを目的としています。
東京がんクリニックでは、以下のようなお悩みをお持ちの方からのご相談も承っております。
- 再発・転移があり、治療の選択肢を探している方
- 標準治療との併用を検討されている方
- 抗がん剤治療の休薬中に相談先を探している方
- ご高齢などの理由で治療方針にお悩みの方
- 緩和ケアを勧められ、他の可能性も検討したい方
- ステージに関わらず、今後の治療について相談したい方
がん治療の選択肢の一つとして、光免疫療法についてもご相談ください。
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卵巣がんの治療方針を決める考え方

卵巣がんの治療法は、がんの広がり、組織型、患者様の体調、これまでの治療歴、妊娠を希望するかどうかなどを踏まえて検討されます。治療には、手術、薬物療法、放射線治療、症状を和らげる治療などがあり、病状に応じて組み合わせて考えられます。治療方針を聞くときは、「どの治療がよいか」だけでなく、「何を目的に行う治療なのか」「生活への影響はどの程度か」「副作用や合併症にどう備えるか」を確認することが大切です。この記事では、卵巣がんの主な治療法と相談時のポイントを患者様向けに解説します。卵巣がんでは、検査結果や手術所見、病理検査の結果などを総合して治療方針を考えます。早い段階で見つかった場合と、腹膜やリンパ節、離れた臓器への広がりがある場合では、治療の目的や組み合わせが変わることがあります。治療方針を決める際には、標準治療を中心に検討することが基本です。標準治療とは、多くの診療経験や研究に基づき、現時点で一般的に推奨される治療の考え方です。ただし、患者様の状態によって同じ治療が適しているとは限らないため、主治医と相談しながら個別に判断します。卵巣がん全体の基礎知識を確認したい場合は、卵巣がんとは?症状・原因・治療法をわかりやすく解説も参考になります。
主な治療法の全体像
卵巣がんの治療では、手術で病変を確認・切除し、その後に薬物療法を組み合わせることがあります。進行度や全身状態によっては、先に薬物療法を行ってから手術を検討する場合もあります。
| 治療法 | 主な目的 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 手術 | 病変の切除、病期の確認、診断の確定に関わります。 | 手術範囲、合併症、術後の生活、妊娠希望への影響など。 |
| 薬物療法 | 全身にある可能性のあるがん細胞へ働きかける目的で行われます。 | 使用する薬、治療期間、副作用、通院頻度など。 |
| 放射線治療 | 症状緩和や局所の病変に対して検討される場合があります。 | 目的、照射範囲、副作用、他治療との関係など。 |
| 症状を和らげる治療 | 痛み、腹水、食欲低下などへの対応を行います。 | 生活の質、在宅支援、緩和ケアの利用方法など。 |
| その他の治療選択肢 | 状態や施設により、臨床試験や追加相談を検討する場合があります。 | 適応、期待できる範囲、費用、安全性、標準治療との関係など。 |
手術による治療

卵巣がんの治療では、手術が重要な役割を持つことがあります。手術では、病変をできるだけ取り除くこと、病気の広がりを確認すること、病理検査によりがんの種類を調べることなどが目的になります。手術範囲は、年齢、妊娠希望、がんの広がり、全身状態などによって異なります。片側の卵巣に限られていると考えられる場合でも、最終的な判断には検査結果や手術中の所見が関わります。手術の詳細は、卵巣がんの手術とは?種類・流れ・術後の注意点を解説で確認できます。
薬物療法・抗がん剤治療

卵巣がんでは、手術の後や手術の前後に薬物療法が行われることがあります。薬物療法には、抗がん剤、分子標的薬、維持療法として使われる薬などが含まれ、がんの種類や再発リスク、遺伝子検査の結果などを踏まえて検討される場合があります。抗がん剤治療では、吐き気、だるさ、脱毛、しびれ、骨髄抑制などの副作用が起こることがあります。ただし、副作用の出方は患者様によって異なり、予防薬や支持療法で調整しながら進めることがあります。詳しくは、卵巣がんの抗がん剤治療とは?治療の流れと注意点を解説も参考になります。
放射線治療が検討される場合

卵巣がんでは、放射線治療が常に中心となるわけではありませんが、病変の部位や症状によっては検討されることがあります。たとえば、痛みや出血などの症状を和らげる目的、局所的な病変をコントロールする目的で使われる場合があります。放射線治療を行うかどうかは、照射する部位、他の治療との関係、体調、期待される効果と副作用のバランスを踏まえて判断します。放射線治療について詳しく確認したい場合は、卵巣がんの放射線治療とは?目的と治療選択肢を解説をご覧ください。
治療を検討する際に確認していること

卵巣がんの治療法について当院に相談される患者様やご家族からは、「手術と抗がん剤の順番が分からない」「体力的に治療を続けられるか不安」「標準治療以外の選択肢も確認したい」といった相談が寄せられることがあります。治療方針は一つの希望だけで決まるものではないため、ご相談時には、ステージ、組織型、画像検査、病理検査、手術の予定や結果、薬物療法の内容、副作用の状況、現在の体調、主治医から説明されている方針を確認します。標準治療を基本にしながら、患者様の状態に応じて何を優先して相談すべきかを整理することが大切です。
治療が難しい場合や追加で相談される選択肢

病状が進んでいる場合、再発を繰り返している場合、体力や合併症のために標準治療の継続が難しい場合には、症状を和らげる治療や生活支援を早めに取り入れることがあります。緩和ケアは、治療を諦めることではなく、痛みや不安、生活上の困りごとを軽くするための支援として利用できます。また、状態によっては臨床試験、セカンドオピニオン、施設ごとの治療相談などを検討することがあります。光免疫療法などの情報を確認する場合も、標準治療との関係、適応の有無、期待できる範囲、副作用、費用などを医師に確認することが大切です。光免疫療法については、卵巣がんの光免疫療法とは?治療選択肢の一つとしての考え方で整理しています。
治療方針を相談するときのポイント
治療方針を説明されたときは、治療の目的、期待できること、起こり得る副作用、通院頻度、生活への影響を確認しましょう。患者様が大切にしたい生活や仕事、家族との時間、妊娠希望なども、治療方針を考えるうえで重要な情報です。分からないことが多い場合は、一度で理解しようとせず、質問メモを作って次回の診察で確認してもかまいません。必要に応じて家族や信頼できる人と一緒に説明を聞くことも、治療を納得して進める助けになります。
まとめ
卵巣がんの治療法には、手術、薬物療法、放射線治療、症状を和らげる治療、その他の相談先や治療選択肢があります。治療方針は、ステージ、がんの性質、患者様の体調や希望を踏まえて検討されます。標準治療を中心に考えながらも、患者様にとって何を大切にしたいかを医師に伝えることが大切です。不安や疑問を一人で抱え込まず、検査結果や生活上の希望を整理して、納得できる治療方針を相談していきましょう。

【当該記事監修者】院長 小林賢次
がん治療をご検討されている、患者様またその近親者の方々へがん情報を掲載しております。ご参考頂けますと幸いです。



