光免疫療法というがん治療の選択肢
現在のご状況に応じたご相談を承っております。
光感受性物質と光照射による反応を利用した治療
当院の光免疫療法は、光に反応する薬剤を点滴で投与し、病変部に光を照射することで生じる光化学反応を利用し、がん細胞へのアプローチを目指す治療法です。
病変の位置や深さ、これまでの治療内容、全身状態などによって、治療の検討内容は異なります。当院では画像や検査資料を確認し、患者様の現在のご状況に応じて適応を個別に判断しています。
このようなご相談を承っています
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再発・転移があり、現在の治療とあわせて別の選択肢も検討したい
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手術・薬物療法・放射線治療など、標準治療との組み合わせを相談したい
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副作用や体力面に不安があり、今後の治療方針を整理したい
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ご高齢や持病、全身状態を踏まえて治療の可能性を相談したい
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緩和ケアを含む説明を受け、ほかの選択肢についても情報を得たい
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患者様ご本人に代わり、ご家族や身近な方から相談したい
光免疫療法は、すべての患者様に適応となる治療ではありません。現在受けている治療や治療スケジュールも確認しながら、患者様のご状況に応じて検討します。
ICGリポソームとは
ICGリポソームは、近赤外領域で用いられる色素「ICG(インドシアニングリーン)」を、リポソーム(脂質の二重膜でできた微小カプセル)に組み込んだ製剤設計の一つです。
ICGは近赤外光に反応して信号として捉えられる性質があり、医療では「見える化(可視化)」の目的で用いられることがあります。
一方でICGは体内での移行が速い場合があるため、用途によっては、目的の部位に届きやすく、一定時間とどまりやすい形へ工夫する考え方があります。
その工夫の一例として検討されているのが、ICGをリポソームに封入・搭載したICGリポソームです。
がん治療・診断における検討内容
1)腫瘍の「見える化」と術中ナビゲーション
がんの手術では、腫瘍と周囲の正常組織の境界を把握することが、切除範囲の判断に関わります。
ICGリポソームは、腫瘍組織に集まりやすいとされる性質(EPR効果※)を利用し、腫瘍部位に滞留させることを目指して研究されています。
ICG単体と比べて腫瘍への集積を高める狙いがあるため、より精度の高い治療効果を目指せます。
※EPR効果(Enhanced Permeability and Retention effect):腫瘍組織では血管の透過性が高く、リポソームのような微粒子が集まりやすいとされる現象。
2)光免疫療法「ICGリポソームと光を組み合わせた治療」
ICGは光を吸収する性質があるため、レーザーや近赤外光の照射と組み合わせた「光免疫療法」を当院では導入しています。
光照射により腫瘍局所に作用を起こすことを目指す研究があり、ICGをリポソームに封入することで、腫瘍局所への集積性を高める設計が検討されています。
その結果として、照射と組み合わせた際の反応の出方や条件設定(投与量・照射条件など)について検討が進められています。
以下より当院の光免疫療法の詳細をご確認頂けます。

【当該記事監修者】院長 小林賢次
がん治療をご検討されている、患者様またその近親者の方々へがん情報を掲載しております。ご参考頂けますと幸いです。



