光免疫療法というがん治療の選択肢
現在のご状況に応じたご相談を承っております。
光感受性物質と光照射による反応を利用した治療
当院の光免疫療法は、光に反応する薬剤を点滴で投与し、病変部に光を照射することで生じる光化学反応を利用し、がん細胞へのアプローチを目指す治療法です。
病変の位置や深さ、これまでの治療内容、全身状態などによって、治療の検討内容は異なります。当院では画像や検査資料を確認し、患者様の現在のご状況に応じて適応を個別に判断しています。
このようなご相談を承っています
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再発・転移があり、現在の治療とあわせて別の選択肢も検討したい
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手術・薬物療法・放射線治療など、標準治療との組み合わせを相談したい
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副作用や体力面に不安があり、今後の治療方針を整理したい
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ご高齢や持病、全身状態を踏まえて治療の可能性を相談したい
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緩和ケアを含む説明を受け、ほかの選択肢についても情報を得たい
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患者様ご本人に代わり、ご家族や身近な方から相談したい
光免疫療法は、すべての患者様に適応となる治療ではありません。現在受けている治療や治療スケジュールも確認しながら、患者様のご状況に応じて検討します。
子宮体がんのステージⅡ(ステージ2)は、手術を中心に根治を目指す段階です。手術で摘出した組織を詳しく調べ、その結果から再発リスクを評価して、抗がん剤などの追加治療が必要かを判断します。同じステージⅡでも、がんの種類や性質によって治療内容は異なります。
子宮体がんは、子宮の奥の子宮内膜から発生するがんで、子宮の入り口にできる子宮頸がんとは別の病気です。この記事では子宮体がんについて、症状・診断・治療・予後の順に説明します。
国立がん研究センターが掲載する日産婦2011・FIGO2008分類では、ステージⅡは、がんが子宮頸部の間質(頸部を支える組織)へ広がっているものの、子宮の外には広がっていない状態です。子宮頸部へ広がっていても、子宮頸がんになったという意味ではありません。病期分類には改訂があるため、診断時に使われた分類も主治医に確認してください。
症状
不規則な出血
子宮体がんで最も多い自覚症状は出血です。月経と関係のない出血、月経が終わっても続く出血、閉経後の出血などが受診のきっかけになります。少量の出血や、おりものに血が混ざって茶色く見える程度の場合もあります。
閉経後の出血を、更年期の変化や年齢のためと決めつけないでください。子宮体がん以外の原因もありますが、量が少なくても婦人科で原因を確かめることが必要です。
腹部痛
下腹部や骨盤の痛み、性交時の痛み、腰痛などが出ることがあります。ただし、ステージⅡで必ず痛みが出るわけではなく、痛む場所や強さから進行期を判断することもできません。
貧血
出血が続くと、貧血によってだるさ、めまい、動悸や息切れなどが起こる場合があります。出血の期間や量、体調の変化を診察で伝えてください。大量に出血する、ふらついて立てない、息苦しさが強いときは、速やかに医療機関へ連絡しましょう。
体重減少
体重や食欲の変化にはさまざまな原因があります。体重が減ったからステージⅡが進行した、減っていないから問題ない、とは判断できません。食事量が落ちている場合や体重の減少が続く場合は、出血などの症状と合わせて相談してください。
診断
婦人科での診察と超音波検査
出血などの症状がある場合は、婦人科で内診や経腟超音波検査などを受け、子宮内膜の厚さや子宮・卵巣の状態を調べます。閉経前か閉経後か、薬の使用状況、出血の経過なども診察の参考になります。
子宮頸がん検診で異常がないといわれていても、それだけで子宮体がんが否定されるわけではありません。また、子宮頸がんワクチンは子宮体がんを診断する方法ではありません。気になる出血がある場合は、検診の結果や予定とは別に受診してください。
子宮内膜の細胞診・組織検査
子宮内膜の細胞を採取する細胞診や、組織の一部を採取する組織診を行います。組織診では、がんの有無に加え、類内膜がんなどの組織型や、グレード(悪性度)を調べます。
検査では痛みや出血が起こる場合があります。痛みに不安がある方、血液を固まりにくくする薬を使用している方は、事前に伝えてください。必要な検査や痛みへの対応について説明を受けられます。
画像検査と、術後の病理検査
MRIでは子宮の筋層や頸部への広がり、CTなどではリンパ節やほかの臓器への転移の有無を調べます。ただし、手術前の画像検査だけでは、正確な進行期を判断しきれないことがあります。
子宮体がんでは、手術で摘出した子宮などを病理検査で調べ、進行期を最終的に決めることが基本です。このため、手術前に説明された推定進行期と、術後に分かる進行期が異なる場合があります。
治療
手術
手術が可能な場合は、子宮と両側の卵巣・卵管を摘出することが基本です。子宮頸部や周囲への広がりに応じて切除範囲を決め、リンパ節への転移を調べる処置なども検討します。ステージⅡで、子宮体部の一部分だけを切除することが標準的な治療ではありません。
開腹手術にするか、腹腔鏡・ロボット支援手術などが可能かは、病変や全身状態、施設の対応などによって異なります。お腹の傷の大きさだけでなく、どこまで切除するか、リンパ節をどのように評価するかを確認しましょう。
手術後には、排尿のトラブル、便秘、リンパ浮腫などが起こる場合があります。閉経前に両側の卵巣を摘出すると、ほてりや発汗などが出ることもあります。子宮を摘出すると妊娠はできなくなるため、妊娠を希望される方は治療開始前に希望をお伝えください。ステージⅡで子宮を残す治療は、一般的な標準治療にはなりません。
放射線療法
持病や全身状態などの理由で手術が難しい場合には、根治を目指す放射線治療を検討することがあります。また、手術後の再発予防などを目的に用いる場合もあります。ステージⅡの患者様すべてに同じ照射を行うわけではありません。
外部から照射する方法や、体内に器具を入れて照射する方法などがあり、目的に応じて選びます。腸や膀胱などへの影響、治療期間、日常生活での注意点も説明を受けておきましょう。
化学療法
手術後、がんの組織型・グレードや広がりなどから再発リスクがあると判断された場合には、そのリスクを減らすために抗がん剤治療を検討します。病変を切除できたあとに抗がん剤を提案されても、それだけで手術が失敗した、がんが目に見えて残っている、という意味にはなりません。
薬の種類や治療回数は、がんの状態や体力、臓器の機能などを踏まえて決めます。吐き気、しびれ、脱毛、感染症への注意など、予想される副作用と対処方法を確認してください。つらい症状は我慢せず伝え、支持療法や投与量の調整が必要か相談できます。
当院へ治療相談をされる際に確認したいこと
当院へ子宮体がんの治療について相談される場合は、手術前の推定ステージⅡなのか、手術後の病理検査でステージⅡと分かったのかを、分かる範囲でお伝えください。術後であれば、組織型やグレード、追加治療が提案された理由も参考になります。
ご相談では、手術や術後治療について何が不安なのか、現在の出血や体調、仕事・家庭への影響などもお聞かせください。資料をお持ちの場合は、病理検査の結果、手術の記録、CT・MRI、血液検査、お薬手帳などをご用意ください。
画像や検査結果がなくても、ご相談いただけます。詳しい検討に追加資料が必要な場合は、ご相談時にご案内します。根治を目指す手術や追加治療が予定されている場合は、その計画を共有し、主治医と相談しながらご検討ください。
光免疫療法
当院では、光に反応する薬剤と光照射を用いる光免疫療法についてのご相談を受け付けています。現在提案されている治療に加えて、ほかの方法についても知りたい方は、ご希望をお聞かせください。
検討には、病変の位置や広がり、光を届ける方法、これまでの治療、全身状態などの確認が必要です。ステージⅡという診断名だけでは治療の可否や効果は決まりません。当院の治療は保険適用外の自由診療で、費用や想定されるリスクについて治療前に説明します。
予後
予後の要因
見通しを考える際は、進行期だけでなく、組織型、グレード、筋層などへの広がり、リンパ節や脈管へのがんの広がり、治療の結果などを合わせて判断します。「ステージⅡ」という数字だけで、再発するかどうかや余命が決まるわけではありません。
生存率の見通し
ステージⅡは根治を目指す段階ですが、生存率は多くの患者様の経過を集計した数字です。診断年や使われた病期分類、年齢、治療内容などによって条件が異なります。数字を確認するときは、その集計がご自身の病状とどの程度近いかも担当医に尋ねてみてください。
フォローアップ検査の重要性
治療後は、再発の有無と体調を確認するため定期的に通院します。国立がん研究センターの案内では、治療終了から1~3年は3~6カ月ごと、4~5年は6~12カ月ごとが目安ですが、実際の間隔や検査は再発リスクや受けた治療によって異なります。
新たな出血、下腹部痛、脚のむくみ、排尿や排便の変化などがあれば、定期検査まで待たずに伝えてください。治療後の症状は再発とは限らず、手術や放射線治療の影響への対応が必要な場合もあります。
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参考文献
- 国立がん研究センター がん情報サービス「子宮体がん(子宮内膜がん)について」掲載ページ
- 国立がん研究センター がん情報サービス「子宮体がん(子宮内膜がん)検査」掲載ページ
- 国立がん研究センター がん情報サービス「子宮体がん(子宮内膜がん)治療」(進行期分類は掲載されている日産婦2011・FIGO2008を参照)掲載ページ
- 国立がん研究センター がん情報サービス「子宮体がん(子宮内膜がん)療養」掲載ページ
- 国立病院機構 九州がんセンター「婦人科」掲載ページ

【当該記事監修者】院長 小林賢次
がん治療をご検討されている、患者様またその近親者の方々へがん情報を掲載しております。ご参考頂けますと幸いです。



