セカンドオピニオンとは?がんの光免疫療法導入院東京がんクリニック

作成日 編集日2019-12-20

 当該ページ目次

  1. がん治療におけるセカンドオピニオンとは
  2. セカンドオピニオンを受ける前に
  3. セカンドオピニオンの重要性

がん治療におけるセカンドオピニオンとは

がん治療におけるセカンドオピニオンとは

 セカンドオピニオンとは、簡単に言えば、今かかっている医師(主治医)以外の医師に求める第2の意見を指します。
(主治医からの意見はファーストオピニオンといいます。)
 この考え方が広がってきた背景には、従来の医師による受動的な医療ではなく、インフォームド・コンセント(説明と同意)を受け、自分も治療の決定に関わる医療に変わってきたという社会背景があります。(ただし、健康保険が適用されないので全額自己負担になります。)

 がん治療においても重要視されています。
 がんの診断や治療では、患者や家族が正しい情報に基づいて担当医と十分に話し合い、納得して治療を受けることがとても大切です。しかし、担当医と十分な話し合いを行っていたとしても、「別の医師の話を聞いてみたい」と思うことがあるかもしれません。そんな時に活用するのがセカンドオピニオンです。

 ここで注意しておきたい事として、セカンドオピニオンと医師を変えることを同義に考えていらっしゃる方も多いですが、そうではありません。つまり「セカンドオピニオンを聞くこと=転院すること」ではありません。
 あくまでも現在の担当医のもとで治療を受けることを前提とされています。
 始めから医師を変えたいという意思がある場合は、転院・転医となります。セカンドオピニオンを受けた後、結果的に別の医師が提供する治療を受けるために医師を変えることはあります。

セカンドオピニオンを受ける前に

セカンドオピニオンを受ける前に

 「主治医との関係が悪くなることを心配してセカンドオピニオンを言いだせない」という方も多いのですが、セカンドオピニオンは”主治医と共に治療を選択する”ということが前提なので心配は不要です。
 セカンドオピニオンを受ける前提として、まずファーストオピニオンを十分に聞き、理解することが大切です。
 (例えば、治療についてであれば、診断名、病状、進行度、推奨される治療法とその理由などの理解に努めることが大切です。)

 また、セカンドオピニオンを聞きたいと受けたいと思った理由や目的を明確にする必要もあります。
 またそういった話を掘り下げていくためにも、主治医と本音で通じ合える人間関係を構築することが重要です。
 そして別の医師からのインフォームドコンセントとセカンドオピニオンを受けることで、自分が選ぶ治療にどのようなメリット・デメリットがあるのかを多角的に知ることが出来ます。 このような段階を踏むことで、納得のいく治療を選択する道標となるでしょう。

 因みに、セカンドオピニオンの申し込みに必要な流れも簡単に触れておきます。まずはセカンドオピニオン外来を行なっている病院を探してから担当医と話し合い、セカンドオピニオンを受ける病院の指示に従って手続きを行う事で受けることが可能です。

セカンドオピニオンの重要性

セカンドオピニオンの重要性

 セカンドオピニオンは患者ファーストの観点から生まれた概念であり、自身の現状をより知ることで納得し、自身の納得のいく治療を受けられる可能性を広げられる場として非常に重要です。
 そもそも医療従事者は、「患者様に納得して治療に臨んでもらえること」、「(完治を前提に)少しでも元気になってくれること」を何よりも望んでいます。
 自分自身をよく知り、選択肢が増えることで可能性も高まります。こうしたゆとりは心の安寧につながります。
 命に関わる事だからこそ、悔いのない選択、少しでも可能性のある選択をしてほしいと思いますし、セカンドオピニオンと合わせることで回復した人もいらっしゃいます。
 自分自身を大切にし、現状に向き合うことから治療は始まります。

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