光免疫療法は、光に反応する薬剤を点滴で投与し、がん細胞に集まった薬剤へ近赤外線を照射することで、がん細胞へのアプローチを目指す治療法です。
薬剤ががん細胞に集まりやすい性質を利用し、照射によって活性酸素を発生させることで、がん細胞を内側から攻撃することを目的としています。
東京がんクリニックでは、以下のようなお悩みをお持ちの方からのご相談も承っております。
- 再発・転移があり、治療の選択肢を探している方
- 標準治療との併用を検討されている方
- 抗がん剤治療の休薬中に相談先を探している方
- ご高齢などの理由で治療方針にお悩みの方
- 緩和ケアを勧められ、他の可能性も検討したい方
- ステージに関わらず、今後の治療について相談したい方
がん治療の選択肢の一つとして、光免疫療法についてもご相談ください。
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前立腺がんステージ3とはどのような状態か

前立腺がんステージ3は、がんが前立腺の外へ広がり始めている、または精のうなど周囲組織への広がりが疑われる局所進行の段階です。リンパ節や骨など遠くの臓器への転移が確認されるステージ4とは異なりますが、ステージ1・2より治療方針を慎重に検討する必要があります。この記事では、前立腺がんのステージの考え方を踏まえ、ステージ3の症状、検査、治療法、予後、相談時に確認したい資料を整理します。
前立腺の外へ広がり始める局所進行の段階

ステージ3の前立腺がんは、がんが前立腺の被膜を越える、または精のうへ広がる可能性がある段階として説明されることがあります。前立腺内にとどまるステージ2より進んだ状態ですが、遠隔転移を伴うステージ4とは区別して考えます。治療では、局所の病気をどう制御するか、再発リスクをどう下げるかを主治医と検討します。
症状がはっきりしないこともある
ステージ3でも、排尿症状や痛みが強く出ないことがあります。尿が出にくい、頻尿、夜間尿、血尿などがあっても、前立腺肥大症や炎症などが関係している場合があります。症状の有無だけでは進行度を判断できないため、PSA値、MRI、CT、骨シンチグラフィ、生検などの結果を合わせて確認します。症状が軽いからといって、治療方針の相談を先延ばしにしないことが大切です。
検査で確認する主な項目
ステージ3では、がんが前立腺外へどの程度広がっているか、精のうへの浸潤があるか、リンパ節や骨への転移がないかを確認します。PSA値の推移、グリソンスコア、グレードグループ、MRI所見、病理診断書の内容は、治療選択に関わる重要な情報です。検査の全体像は前立腺がんの検査でも解説しています。
前立腺がんステージ3の治療法

放射線治療とホルモン療法の組み合わせ
ステージ3では、放射線治療とホルモン療法を組み合わせる治療が検討されることがあります。放射線治療は前立腺や周囲の病変を狙う治療で、ホルモン療法は男性ホルモンの影響を抑えてがんの勢いを弱める目的で行われます。治療期間、副作用、通院回数、排尿や直腸症状への影響は人によって異なるため、具体的な治療計画を主治医に確認しましょう。
手術が検討される場合
病状や年齢、体力、合併症、画像所見によっては、前立腺全摘除術が検討されることもあります。ステージ3では、手術単独で完結するとは限らず、術後の病理結果やPSA値によって放射線治療やホルモン療法を追加する場合があります。手術を選ぶ場合は、尿もれ、性機能、入院期間、追加治療の可能性を含めて説明を受けることが大切です。治療の基本は前立腺がんの治療法も参考になります。
治療選択で確認したいこと
- 前立腺外への広がりは、どの検査で確認されていますか。
- 精のう浸潤やリンパ節転移の可能性はありますか。
- 放射線治療とホルモン療法を組み合わせる理由は何ですか。
- 手術を選ぶ場合、追加治療の可能性はありますか。
- 治療中や治療後に起こりやすい副作用と対策は何ですか。
当院に寄せられる前立腺がんステージ3のご相談

当院には、「ステージ3と言われ、放射線治療やホルモン療法を組み合わせる理由を整理したい」「局所進行と言われたが、転移とは違うのか」「将来、再発や骨転移が起きるのではないか」といったご相談があります。治療が複数になることで、不安が強くなる患者様もいます。
ステージ3では、治療期間が長くなったり、副作用への備えが必要になったりします。進行がんの相談例では、放射線治療後に再発や転移が見つかるケースもあるため、患者様は治療後のフォローやPSA値の見方を気にされます。
ご相談時には、PSA値の推移、病理診断書、グリソンスコア、MRI・CT・骨シンチグラフィなどの画像所見、主治医から提示された治療計画、ホルモン療法の予定、現在の症状、持病や服薬状況を確認します。治療前からフォローの見通しを整理することが大切です。
当院では、標準治療を否定せず、主治医の方針を踏まえて患者様とご家族の不安を整理します。複数の治療を組み合わせる場合は、治療ごとの目的と生活への影響を分けて確認することが大切です。
ステージ3の予後と今後の見通し

予後はステージだけで決まらない
ステージ3はステージ1・2より進行した段階ですが、治療の選択肢がないという意味ではありません。予後は、PSA値、悪性度、局所進行の範囲、治療内容、年齢、持病、治療後のPSA推移などによって変わります。統計上の生存率は全体像を知る参考であり、個人の将来をそのまま示すものではありません。生存率の見方は前立腺がんの生存率もあわせて確認してください。
治療後のフォローアップが重要
放射線治療、ホルモン療法、手術のいずれを選んだ場合でも、治療後はPSA値の推移を中心に経過を確認します。副作用や体調変化がある場合は、我慢せず早めに医療者へ伝えることが大切です。再発や進行への不安があるときは、現在の検査結果で何が分かっているのか、次にどの検査を行うのかを確認し、見通しを一つずつ整理していきましょう。
前立腺がんステージ3と診断されると不安が大きくなりやすいものです。しかし、病気の広がり、治療の目的、副作用への備え、今後の検査予定を具体的に確認することで、主治医と落ち着いて方針を話し合いやすくなります。

【当該記事監修者】院長 小林賢次
がん治療をご検討されている、患者様またその近親者の方々へがん情報を掲載しております。ご参考頂けますと幸いです。



