光免疫療法は、光に反応する薬剤を点滴で投与し、がん細胞に集まった薬剤へ近赤外線を照射することで、がん細胞へのアプローチを目指す治療法です。
薬剤ががん細胞に集まりやすい性質を利用し、照射によって活性酸素を発生させることで、がん細胞を内側から攻撃することを目的としています。
東京がんクリニックでは、以下のようなお悩みをお持ちの方からのご相談も承っております。
- 再発・転移があり、治療の選択肢を探している方
- 標準治療との併用を検討されている方
- 抗がん剤治療の休薬中に相談先を探している方
- ご高齢などの理由で治療方針にお悩みの方
- 緩和ケアを勧められ、他の可能性も検討したい方
- ステージに関わらず、今後の治療について相談したい方
がん治療の選択肢の一つとして、光免疫療法についてもご相談ください。
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目次
乳がんステージ3とはどのような段階か

乳がんステージ3は、乳房内の病変が大きい、皮膚や胸壁への広がりがある、または腋窩リンパ節などへの広がりが比較的進んでいる一方で、遠隔転移は確認されていない段階として整理されます。ステージ2より治療が複雑になることがあり、薬物療法、手術、放射線治療を組み合わせて方針を考える場合があります。ここで重要なのは、ステージ3という言葉だけで今後を決めつけないことです。同じステージ3でも、しこりの大きさ、リンパ節の数や場所、皮膚や胸壁への広がり、ホルモン受容体やHER2の状態によって治療の順番や内容は変わります。乳がん全体の病期の見方を先に整理したい場合は、乳がんのステージとは?病期ごとの特徴と治療の考え方も参考になります。ステージ3と説明されたときは、遠隔転移があるステージ4とは異なる点、局所の治療と全身治療をどのように組み合わせるのか、治療の目的がどこにあるのかを主治医に確認することが大切です。
ステージ3でみられる症状と注意したい変化

ステージ3の乳がんでは、乳房のしこりが大きく触れる、皮膚のひきつれや赤み、乳房の変形、乳頭の変化、わきの下の腫れや違和感などがみられることがあります。皮膚が硬くなる、乳房の一部がむくんだように見える、乳頭が引き込まれる、下着に分泌物がつくといった変化をきっかけに受診する患者様もいます。ただし、症状の出方には個人差があり、見た目や痛みの強さだけで進行度を判断することはできません。痛みが少ないから軽い、急に大きくなったから必ず進行している、というように自己判断するのは避ける必要があります。気になる変化がある場合は、検診の時期を待つのではなく、乳腺外科などで診察と検査を受けることが大切です。受診時には、いつから変化に気づいたか、しこりの大きさが変わったように感じるか、皮膚や乳頭の変化があるか、わきの下の違和感があるかをメモしておくと、医師に状況を伝えやすくなります。
診断で確認される検査と遠隔転移の有無

診断では、マンモグラフィ、超音波検査、MRI、CT、骨シンチグラフィ、PET検査などが必要に応じて行われ、乳房内の広がり、リンパ節の状態、遠隔転移の有無を確認します。針生検などで得られる病理情報では、ホルモン受容体、HER2、Ki-67などを確認し、薬物療法の選択や治療の順番を考える材料にします。ステージ3と説明された場合は、どこまで広がっているのか、遠隔転移は確認されていないのか、治療の目的は何かを主治医に確認すると理解しやすくなります。特に、画像検査で示されたリンパ節の場所、胸壁や皮膚への広がりの有無、病理検査で分かったがんの性質は、治療計画に関わる重要な情報です。検査結果の説明では専門用語が多くなりやすいため、分からない言葉をその場で確認することも大切です。たとえば、「術前治療が必要と言われた理由」「手術が先ではない理由」「治療の反応をどの検査で見るのか」「治療後に手術範囲が変わる可能性があるのか」などは、患者様が迷いやすいポイントです。検査結果は一つだけで判断するのではなく、画像、病理、全身状態を組み合わせて整理されます。
ステージ3の標準治療と治療選択肢

乳がんステージ3では、薬物療法、手術、放射線治療を組み合わせる治療が検討されます。がんの性質や広がりによっては、手術前に抗がん剤治療、抗HER2療法、ホルモン療法などを行い、治療反応を見ながら手術方針を考えることがあります。手術後には、病理結果やリンパ節の状態に応じて、放射線治療や薬物療法を継続する場合があります。治療期間が長くなることもあるため、副作用や生活への影響を含めて、医療者と相談しながら進めることが重要です。薬物療法では、吐き気、倦怠感、脱毛、しびれ、骨髄抑制などの副作用が心配されることがありますが、症状の出方や対処法は治療内容や患者様の体調によって異なります。放射線治療では、皮膚の赤みやだるさなどが出る場合があり、照射範囲や回数について事前に確認しておくと安心につながります。手術については、乳房温存が可能か、乳房全切除が必要か、腋窩リンパ節の手術範囲、術後の見た目や腕のむくみのリスクなどが相談の中心になります。標準治療は一つの型に全員を当てはめるものではなく、病状、治療反応、体力、生活背景、患者様の希望を踏まえて組み立てられます。
当院に寄せられる乳がんステージ3のご相談

乳がんステージ3では、「手術の前に抗がん剤を行う理由を整理したい」「リンパ節への広がりがあると言われて不安」「治療期間が長くなり、仕事や生活をどう調整すればよいか分からない」といったご相談をいただくことがあります。患者様ご本人だけでなく、ご家族から副作用や治療継続への不安について相談されることもあります。また、治療の説明を受けたものの、薬物療法、手術、放射線治療の順番が分かりにくい、主治医に何を質問すればよいか分からない、という声もあります。
特に、術前薬物療法を提案された場合や、放射線治療、薬物療法を組み合わせる方針になった場合には、治療の順番、目的、体への負担、治療中に注意すべき症状について迷われる方がいます。標準治療を否定するのではなく、主治医の方針を踏まえながら、患者様ごとの状況に合わせて確認すべき点を整理することが大切です。治療を始める前には、治療の目的が手術前の病変縮小なのか、再発リスクを下げるためなのか、症状を抑えるためなのかを確認すると、治療への理解が深まりやすくなります。
ご相談時には、マンモグラフィ、超音波検査、MRI、CTなどの画像検査、病理結果、ホルモン受容体やHER2の情報、リンパ節の評価、現在予定されている治療内容、副作用への不安、持病や服薬状況、主治医から説明されている方針を確認します。資料が十分でない場合も、診断から現在までの流れをまとめておくと、次に医師へ確認したい質問を整理しやすくなります。薬物療法が始まっている場合は、使用している薬剤名、投与スケジュール、副作用の出方、血液検査の結果、治療を休んだことがあるかも重要です。手術や放射線治療を控えている場合は、予定時期、治療範囲、入院期間、通院回数、仕事や家事への影響についても確認します。
予後と治療後の経過観察の考え方

乳がんステージ3の予後は、病変の広がり、リンパ節の状態、がんの性質、治療への反応、年齢や全身状態などによって異なります。生存率などの数字は集団としての目安であり、患者様一人ひとりの経過をそのまま示すものではありません。数字を見て強い不安を感じる場合もありますが、実際の治療方針は、現在の検査結果、治療への反応、副作用の状況、手術や放射線治療の予定を踏まえて判断されます。治療後は、診察、画像検査、血液検査などを通じて経過を確認し、薬物療法を継続する場合は副作用や生活への影響も見ながら調整します。腕のむくみ、しびれ、倦怠感、気分の落ち込み、仕事復帰への不安などは、治療後の生活で相談されやすい内容です。ステージの違いを整理したい場合は、乳がんステージ1とは?症状・治療法・予後の考え方、乳がんステージ2とは?症状・治療法・予後の考え方、乳がんステージ4とは?治療選択肢と生活への向き合い方も参考にしながら、現在の病状と治療後の経過観察について主治医に確認することが大切です。通院の間隔、検査の目的、症状が出たときの連絡先、治療後の生活で避けたほうがよいことを確認しておくと、患者様やご家族が落ち着いて療養計画を立てやすくなります。無理のない範囲で記録を残すことも役立ちます。

【当該記事監修者】院長 小林賢次
がん治療をご検討されている、患者様またその近親者の方々へがん情報を掲載しております。ご参考頂けますと幸いです。



