薬剤名 | 用途 |
---|---|
シクロホスファミド(Cyclophosphamide) | 多くのがんの治療に使用されます。特にリンパ腫、乳がん、卵巣がん、小児がん、骨髄異形成症候群などの治療に使用されます。 |
シスプラチン(Cisplatin) | 卵巣がん、小細胞肺がん、膀胱がん、頭頸部がんなど多くのがん種の治療に使用されるプラチン系抗がん剤です。 |
メトトレキサート(Methotrexate) | 白血病、骨肉腫、乳がん、頭頸部がん、関節リウマチなど幅広いがんや免疫疾患の治療に使用される抗代謝剤です。 |
フルオロウラシル(Fluorouracil) | 大腸がん、乳がん、胃がん、膵臓がんなど消化器系のがん治療に広く使用される抗がん剤です。 |
トポテカン(Topotecan) | 卵巣がんや小細胞肺がんの治療に使用され、トポイソメラーゼI阻害薬として作用します。 |
アイリノテカン(Irinotecan) | 大腸がんの治療に使用され、トポイソメラーゼI阻害薬として作用します。 |
デキサメタゾン(Dexamethasone) | がん治療において、腫瘍浮腫(腫れ)、副作用の軽減、吐き気や嘔吐の管理に使用されるステロイド薬です。 |
プレドニゾン(Prednisone) | がん治療において、免疫抑制剤として使用され、特にリンパ腫の治療に適しています。 | タモキシフェン(Tamoxifen) | エストロゲン受容体陽性の乳がんの治療に使用され、乳がんの早期および進行性の治療に適しています。 |
レプロン(Leuprorelin) | 前立腺がんや乳がんのホルモン依存性がんの治療に使用され、ホルモン療法の一部です。 |
エルロチニブ(Erlotinib) | 非小細胞肺がんや膵臓がんの治療に使用されるチロシンキナーゼ阻害薬です。EGFR(上皮成長因子受容体)に対する阻害作用があります。 |
イマチニブ(Imatinib) | 慢性骨髄性白血病(CML)、特定の胃腸間質腫瘤(GIST)、一部の白血病や他のがんの治療に使用されるターゲット治療薬です。BCR-ABLキナーゼ阻害薬として作用します。 |
プログラムドデス1阻害薬(PD-1Inhibitor) | 免疫チェックポイント阻害薬の一種で、がん細胞による免疫回避をブロックし、患者の免疫系を活性化させ、多くのがん種の治療に使用されます。例として、ペムブロリズマブやニボルマブが挙げられます。 |
CTLA-4阻害薬(CTLA-4Inhibitor) | 免疫チェックポイント阻害薬の一種で、免疫システムを活性化させ、がん治療に使用されます。例として、イプラリブ(Ipilimumab)があります。 |
パクリタキセル(Paclitaxel) | 乳がん、卵巣がん、非小細胞肺がんなど多くのがんの治療に使用される細胞分裂阻害薬です。 |
ドセタキセル(Docetaxel) | 乳がん、非小細胞肺がん、前立腺がんなど多くのがんの治療に使用される細胞分裂阻害薬です。 |
オキサリプラチン(Oxaliplatin) | 大腸がんや直腸がんの治療に使用されるプラチン系抗がん剤です。 |
カルボプラチン(Carboplatin) | 卵巣がん、肺がん、頭頸部がん、乳がんなど幅広いがん治療に使用されるプラチン系抗がん剤です。 |
ゴセレリン(Goserelin) | 前立腺がんや乳がんなどのホルモン依存性がんの治療に使用され、ホルモン療法の一部です。 |
リュープロレリン(Leuprorelin) | 前立腺がんや乳がんなどのホルモン依存性がんの治療に使用され、ホルモン療法の一部です。また、子宮内膜症の治療にも用いられます。 |
レトロゾール(Letrozole) | 乳がんの治療に使用される薬剤で、エストロゲン合成阻害薬として作用し、ホルモン陽性の乳がんに対して使用されます。 |
ソラフェニブ(Sorafenib) | 腎細胞がんや肝細胞がんなどの治療に使用され、分子標的治療薬として、腫瘍の成長と血管新生を抑制します。 |
ベバシズマブ(Bevacizumab) | 多くのがん種の治療に使用される抗血管新生薬で、血管内皮増殖因子(VEGF)を標的とします。 |
トラスツズマブ(Trastuzumab) | HER2陽性の乳がんや胃がんの治療に使用される抗体療法です。 |
パノビニマブ(Panitumumab) | KRAS遺伝子異常を持つ大腸がんの治療に使用される抗EGFR抗体療法です。 |
アフィニトール(Everolimus) | 乳がんや腎細胞がんの治療に使用され、mTOR阻害薬として作用します。 |
シメチニブ(Sunitinib) | 腎細胞がん、消化管間質腫瘍(GIST)などの治療に使用される分子標的治療薬です。 |
リトロスチン(Rituximab) | 非ホジキンリンパ腫や慢性リンパ性白血病(CLL)の治療に使用される抗CD20抗体療法です。 |
メルファラン(Melphalan) | 多白血病、骨髄異形成症候群、多発性骨髄腫などの治療に使用される抗がん剤です。 |
ダクロノルビシン(Doxorubicin) | 多くのがん種の治療に使用される抗がん剤で、アントラサイクリン系抗生物質です。 |
イリノテカン(Irinotecan) | 大腸がんなどの治療に使用され、トポイソメラーゼI阻害薬として作用します。 |
エトポシド(Etoposide) | 小細胞肺がん、悪性リンパ腫、神経芽細胞腫瘍などの治療に使用される抗がん剤です。 |
ビンクリスチン(Vincristine) | 小児がん、悪性リンパ腫、急性リンパ芽球性白血病などの治療に使用される抗がん剤で、微小管形成阻害薬です。 |
イリノテカン(Irinotecan) | 大腸がんの治療に使用され、特に進行性の大腸がんに対して効果的です。トポイソメラーゼI阻害薬として作用します。 |
トポテカン(Topotecan) | 卵巣がん、肺がん、乳がんの治療に使用され、トポイソメラーゼI阻害薬として作用します。 |
エトポシド(Etoposide) | 小細胞肺がん、悪性リンパ腫、神経芽細胞腫瘍などの治療に使用され、細胞分裂阻害薬として作用します。 |
ビンクリスチン(Vincristine) | 小児がん、悪性リンパ腫、急性リンパ芽球性白血病などの治療に使用され、微小管形成阻害薬として作用します。 |
カベシタキセル(Cabazitaxel) | 前立腺がんの治療に使用され、細胞分裂阻害薬でタキサン系抗がん剤の一種です。 |
ドセタキセル(Docetaxel) | 乳がん、非小細胞肺がん、前立腺がんなどの治療に使用され、細胞分裂阻害薬として作用します。 |
リパーゼマブ(LiposomalIrinotecan) | 膵臓がんの治療に使用され、リポソーム化されたイリノテカンを含む抗がん剤です。 |
フルデオキシグルコース(Fludeoxyglucose) | PETスキャン(陽電子放射線断層撮影)の診断に使用され、がんの診断やステージングに役立ちます。 |
ベムリズマブ(Bemarituzumab) | HER2陰性の胃がんの治療に使用される抗体療法です。 |
ペムブロリズマブ(Pembrolizumab) | PD-1阻害薬で、多くのがんの治療に使用されます。特に非小細胞肺がんやメラノーマの治療に効果があります。 |
ニボルマブ(Nivolumab) | PD-1阻害薬で、多くのがんの治療に使用されます。免疫チェックポイント阻害薬の一つです。 |
アテゾリズマブ(Atezolizumab) | PD-L1阻害薬で、がんの治療に使用されます。免疫チェックポイント阻害薬の一つです。 |
ラムシルマブ(Ramucirumab) | 胃がん、大腸がん、非小細胞肺がんの治療に使用される抗VEGF抗体療法です。 |
エンゾリズマブ(Enfortumabvedotin) | 尿路上皮がん(尿管がんや膀胱がん)の治療に使用される抗体薬物複合体です。 |
デスフェラスファミン(Deferasirox) | 特定のがん治療には使用されませんが、鉄過剰症の治療に使用されることがあります。 |
ソラフェニブ(Sorafenib) | 腎細胞がんや肝細胞がんの治療に使用される分子標的治療薬です。 |
アフィニトール(Everolimus) | 乳がんや腎細胞がんの治療に使用され、mTOR阻害薬として作用します。 |
シメチニブ(Sunitinib) | 腎細胞がんや消化管間質腫瘍(GIST)の治療に使用される分子標的治療薬です。 |
リトロスチン(Rituximab) | 非ホジキンリンパ腫や慢性リンパ性白血病(CLL)の治療に使用される抗CD20抗体療法です。 |
メルファラン(Melphalan) | 多白血病、骨髄異形成症候群、多発性骨髄腫などの治療に使用される抗がん剤です。 |
ダクロノルビシン(Doxorubicin) | 多くのがん種の治療に使用される抗がん剤で、アントラサイクリン系抗生物質です。 |
ベンダムスチン(Bendamustine) | 慢性リンパ性白血病(CLL)や非ホジキンリンパ腫の治療に使用される抗がん剤です。 |
プロカルバジン(Procarbazine) | ホジキンリンパ腫や一部の脳腫瘍の治療に使用される抗がん剤です。 |
カーボフル(Capecitabine) | 乳がん、大腸がん、胃がんなどの治療に使用される経口抗がん剤で、フルオロウラシルの前駆体です。 |
プレオステイン(Plerixafor) | 多白血病や多発性骨髄腫の治療に使用され、骨髄中の幹細胞の移動を促進します。 |
ミトムイシンC(MitomycinC) | 胃がん、膀胱がん、乳がんなどの治療に使用される抗生物質系抗がん剤です。 |
アミノプテリン(Aminopterin) | 白血病や子宮頚部がんの治療に使用される抗代謝剤です。 |
メトレキサート(Methotrexate) | 乳がん、白血病、リウマチなどの治療に使用される抗代謝剤です。 |
ブレオマイシン(Bleomycin) | 悪性胸膜中皮腫やホジキンリンパ腫の治療に使用される抗がん剤です。 |
ペネトレイン(Penetratin) | がん治療には使用されないが、研究で細胞への物質の運搬に利用されることがあります。 |
エトポシド(Etoposide) | 小細胞肺がん、悪性リンパ腫、神経芽細胞腫瘍などの治療に使用される抗がん剤です。 |
ビンクリスチン(Vincristine) | 小児がん、悪性リンパ腫、急性リンパ芽球性白血病などの治療に使用され、微小管形成阻害薬として作用します。 |
ドキソルビシン(Doxorubicin) | ダクロノルビシンと同様に、多くのがん種の治療に使用されるアントラサイクリン系抗生物質です。 |
イホスファミド(Ifosfamide) | 膀胱がんや骨肉腫の治療に使用される抗がん剤です。 |
フルダラビン(Fludarabine) | CLLや一部の非ホジキンリンパ腫の治療に使用される抗がん剤です。 |
シクロフォスファミド(Cyclophosphamide) | 多くのがん種の治療に使用され、特にリンパ腫や乳がんの治療に広く使われています。 |
フォルテオ(Zoledronicacid) | 骨粗鬆症や転移性骨病変の治療に使用され、がん患者の骨の健康をサポートします。 |
テノポシド(Teniposide) | 小細胞肺がんや神経芽細胞腫瘍などの治療に使用され、トポイソメラーゼII阻害薬として作用します。 |
デカルバジン(Dacarbazine) | 悪性黒色腫(メラノーマ)の治療に使用される抗がん剤です。 |
メリファナ(Melphalan) | 多白血病、骨髄異形成症候群、多発性骨髄腫などの治療に使用される抗がん剤です。 |
フルオロデオキシウリジン(Floxuridine) | 結腸がんの治療に使用される薬剤で、細胞増殖を抑制します。 |
インターフェロン(Interferon) | 多くのがん種の治療に使用され、免疫系を活性化しがん細胞の成長を抑制します。 |
ニトロウレア(Nitrosourea) | 脳腫瘍などの治療に使用され、DNA修復を妨げてがん細胞を攻撃します。 |
プロトンポンプ阻害薬(ProtonPumpInhibitors) | がん治療そのものではありませんが、がん治療中に胃酸分泌を抑制し、消化性潰瘍の予防や管理に使用されます。 |
ポリADPリボースポリメラーゼ(PARP)阻害薬(PARPInhibitors) | 卵巣がんや乳がんの治療に使用され、DNA修復機構を阻害してがん細胞を攻撃します。代表的な薬剤にはオラパリブ(Olaparib)、リンパリブ(Rucaparib)などがあります。 |
イプラリブ(Ibrutinib) | 慢性リンパ性白血病(CLL)や特定のリンパ腫の治療に使用されるターゲット治療薬です。 |
ラパチニブ(Lapatinib) | HER2陽性の乳がんの治療に使用される分子標的治療薬です。 |
カーボプラチン(Carboplatin) | 卵巣がん、肺がん、頭頸部がんなどの治療に使用されるプラチン系抗がん剤です。 |
ベナディムスチン(Vinorelbine) | 非小細胞肺がんや乳がんの治療に使用され、細胞分裂阻害薬として作用します。 |
ペメトレキサード(Pemetrexed) | 非小細胞肺がんの治療に使用され、抗代謝剤として作用します。 |
プロカルバジン(Procarbazine) | ホジキンリンパ腫や一部の脳腫瘍の治療に使用される抗がん剤です。 |
オキサリプラチン(Oxaliplatin) | 大腸がんの治療に使用されるプラチン系抗がん剤です。 |
フラボピリドキシン(Flavopiridol) | 研究段階のがん治療薬で、細胞周期を調節するタンパク質の阻害に関与します。 |
テモゾロミド(Temozolomide) | 悪性黒色腫(メラノーマ)や一部の脳腫瘍の治療に使用される抗がん剤です。 |
プラティカン(Platycodin) | がん治療には使用されないが、一部の天然成分ががん研究に関連しています。 |
フルダラビン(Fludarabine) | CLLや一部の非ホジキンリンパ腫の治療に使用される抗がん剤です。 |
ミトキサントロン(Mitoxantrone) | 多白血病や多発性硬化症の治療に使用される抗がん剤です。 |
ピクリマブ(Piqray) | 乳がんの治療に使用され、特定の遺伝子変異を持つ患者に適しています。 |
アンダクチニブ(Ondansetron) | 嘔吐を予防するためにがん治療中に使用される薬物の一つです。 |
フルオロメタソン(Fluorometholone) | ステロイド薬で、がん治療ではがんの症状の管理に使用されることがあります。 |
【当該記事監修者】院長 小林賢次
がん治療をご検討されている、患者様またその近親者の方々へがん情報を掲載しております。ご参考頂けますと幸いです。