膵臓がん発覚のきっかけについての詳細解説
膵臓がん(膵がん)は、進行スピードが速く悪性度も高いがんのため、早期段階で発見することが非常に重要となります。
この記事では、膵臓がんを発覚するきっかけや、光免疫療法の可能性についても解説します。
膵臓がんとは
膵臓は、胃の後ろにある大きさ約20cmほどの臓器です。
食べ物の消化を促す膵液を分泌したり、血糖値をコントロールするためのインシュリンを分泌する機能を持っています。
膵臓がんとは、膵臓から発生した悪性腫瘍のことを指します。
膵臓がんの80%~90%は、膵液が通る膵管に発生する膵管がんですが、膵臓がんを発見した時には膵臓内にまで腫瘍を形成しているケースがほとんどとなります。
増加し続ける膵臓がん
膵臓がんは、高齢になるほど罹患率が上がるがんです。
そのため、高齢化が進んでいる日本では、それと共に急速に罹患者数が増加しています。
また、日本人の罹患者数が多い大腸がんや胃がんなどは死亡率が減少傾向にありますが、膵臓がんの死亡率は徐々に増加しています。
膵臓がんの死亡率が高い理由としては、治療の難しさが第一に挙げられます。
進行スピードが速く、悪性度が高いがんのため、発見時には完治を目指すことが困難な場合も少なくありません。
膵臓がんの初期症状による発覚
膵臓がんは、早期段階では自覚症状に乏しいため、初期症状で発覚することは難しいといえます。
進行していくと、腹痛、黄疸、体重の減少、食欲不振、糖尿病の悪化というような症状が出てくることがあります。
上記のように、症状が現れたとしても膵臓がん特有の症状では無いため、発見が遅れてしまいやすいです。
膵臓がんのリスク要因
膵臓がんが発生する原因は、未だ解明されておりません。
しかし、発症の可能性を高めるリスク要因については、以下のようなことが分かっています。
膵臓がんは初期症状が少ないがんですが、下記のリスク要因に一つでも該当する方で、上記のような症状が出た場合には、早急に医療機関を受診してください。
●喫煙習慣:喫煙習慣によって膵臓がんの発症リスクが1.7~1.8倍高まるとされています。
●肥満:肥満度が高いほど発症リスクも高くなるとされており、BMIが30以上になると発症するリスクは1.3~1.4倍高くなるといわれています。
●飲酒:過度の飲酒は発症リスクが高まるとされています。
●慢性膵炎:慢性膵炎の持病があると、無い人と比べて発症リスクが約13~16倍高くなるといわれています。飲酒が原因で発症することが多い病気です。
●糖尿病:糖尿病の持病があると、膵臓がんを発症リスクが約1.8倍高くなるといわれています。また、糖尿病を発症した初期段階が最も発症リスクが高いことが分かっています。
●家族歴:血縁者に膵臓がん罹患者がいる場合、発症リスクが高くなります。特に、第1度近親者(両親、兄弟、子供)に膵臓がん罹患者が多くいるほど発症リスクが高まります。
膵臓がんの検査による発覚
膵臓がんは治療が困難であり死亡率も高いため、初期段階のステージ0やステージⅠで発見することが望ましいです。
しかし、膵臓がんについては、国が指針として定めた検診はありません。
そのため、人間ドックなど任意で検診を受けることが膵臓がんの早期発見のきっかけの一つとなります。
膵臓がんの検査方法としては、血液検査や腹部超音波検査(腹部エコー)、腹部CT検査、腹部MRI検査、超音波内視鏡検査などがあります。
発症リスクを高める要因に一つでも該当する方や、発症率が上がる60歳以上の男性は、定期的に検査を受けることが推奨されます。
膵臓がんが発見された場合の治療
検査によって膵臓がんが見つかった場合、進行度に応じた治療を行う必要があります。
主な治療法として、手術、化学療法(抗がん剤治療)、化学放射線療法が挙げられます。
手術は、最も効果的な治療ですが、手術が適用できる患者様は約2~3割となります。
残りの7~8割の患者様は、手術が適用できないほど進行してしまっており、化学療法や化学放射線療法が選択されます。
膵臓がんに対する光免疫療法
膵臓がんの治療において、光免疫療法も一つの選択肢として挙げられます。
光免疫療法とは、がん細胞に選択的に集積させた後、特定の光を照射する事によって、がん細胞を攻撃します。
がん細胞を選択的に攻撃するため、正常細胞への影響が少なく、副作用が低減できるという特徴があります。
また、がんの部位に影響を受け難いこと、ステージに影響を受けないことも光免疫療法の特徴となります。
そのため、膵臓がん治療において、標準治療が受けられない状態となった患者様についても、当院の光免疫療法であれば治療可能な場合があります。
標準治療と併用することも可能ですので、現在膵臓がん治療中の患者様でもお気軽にご相談ください。
まとめ
膵臓がんは、進行スピードが速く悪性度が高いがんであり、非常に厄介ながんの一つです。
特有の症状も無いため、発見時には既に進行している場合も多く、早期発見が困難な疾患といえます。
しかし、国が定めた検診は無いため、早期発見をするために人間ドックなどで膵臓がん検診を受ける必要があります。
膵臓がんの治療においては、手術、化学療法、化学放射線療法が基本となりますが、光免疫療法も一つの選択肢となる可能性があります。
当院は、光免疫療法による治療実績が豊富にありますので、膵臓がんに関するお悩みを持たれている患者様はお気軽にご相談ください。
膵臓がん関連情報
- 「すい臓がん初期症状」の詳細と光免疫療法の適用
- 膵管がんの詳細と治療法についての深い洞察
- 膵臓がんの詳細と余命についての考察
- 末期の膵臓癌とその治療選択肢についての詳細解説
- 膵臓癌と腰痛「症状の特徴、原因、および光免疫療法についての詳細解説」
- 膵臓癌の詳細な治療法と光免疫療法の進展
- 膵臓がんと放射線治療「治療の進化と現在の選択肢」
- 膵臓がんと光免疫療法「治療法の全貌とその可能性」
- 膵臓癌ステージ4の深い理解と先端治療法の詳細解説
- 膵臓がんの再発転移とその治療法についての詳細解説
- 「膵臓癌はどんな人がなりやすい?」と光免疫療法についての詳細解説
- 膵臓がんと抗がん剤治療全面ガイド
- 膵臓癌の転移と光免疫療法の詳細解説
- 膵管内乳頭粘液性腫瘍と光免疫療法の詳細解説
- 膵臓癌の進行スピード、リスク、そして光免疫療法の詳細解説
- 女性の膵臓がんの症状と光免疫療法の深い洞察

【当該記事監修者】院長 小林賢次
がん治療をご検討されている、患者様またその近親者の方々へがん情報を掲載しております。ご参考頂けますと幸いです。