70代の大腸がんの概要
| ステージ | 解説 |
|---|---|
| ステージ0 | がん細胞が大腸の表面層に限定され、周囲の組織への侵襲がない状態。手術による完全な摘出が可能で、予後も比較的良好です。一般的な治療法は、がん細胞が含まれる大腸ポリープを除去する内視鏡手術です。 |
| ステージ1 | がんが大腸の壁の内側筋肉層まで広がっていますが、リンパ節や他の臓器への転移はありません。この段階でも手術が効果的で、予後が良いとされています。手術は大腸がんが初期段階であることを示し、治療法として主流です。 |
| ステージ2 | がんが大腸壁の筋肉層を越えて周囲の組織に広がっていますが、リンパ節や他の臓器への転移は確認されていません。手術が主治療法であり、状況によっては化学療法が追加されることもあります。 |
| ステージ3 | がんが大腸壁を超え、周囲のリンパ節に広がっています。他の臓器への転移は見られません。治療には手術の他に化学療法や放射線療法が含まれることが一般的です。 |
| ステージ4 | がんが大腸から遠隔の臓器や組織に広がっています。特に肝臓や肺が影響を受けることが多いです。治療法には手術、化学療法、放射線療法、標的療法が組み合わされます。 |
さらに、全ステージに共通の治療の選択肢として光免疫療法が挙げられます。
この治療法は、特定の光を照射する事でがん細胞を選択的に破壊する方法であり、さまざまなステージの大腸がんに対して適応する事が可能です。
詳細は以下のリンクからご覧ください。
光免疫療法の適応がん部位は以下をご参考ください。
肺がん、胃がん、大腸がん、前...
【当該記事監修者】院長 小林賢次
がん治療をご検討されている、患者様またその近親者の方々へがん情報を掲載しております。ご参考頂けますと幸いです。
