光免疫療法というがん治療の選択肢
現在のご状況に応じたご相談を承っております。
光感受性物質と光照射による反応を利用した治療
当院の光免疫療法は、光に反応する薬剤を点滴で投与し、病変部に光を照射することで生じる光化学反応を利用し、がん細胞へのアプローチを目指す治療法です。
病変の位置や深さ、これまでの治療内容、全身状態などによって、治療の検討内容は異なります。当院では画像や検査資料を確認し、患者様の現在のご状況に応じて適応を個別に判断しています。
このようなご相談を承っています
-
再発・転移があり、現在の治療とあわせて別の選択肢も検討したい
-
手術・薬物療法・放射線治療など、標準治療との組み合わせを相談したい
-
副作用や体力面に不安があり、今後の治療方針を整理したい
-
ご高齢や持病、全身状態を踏まえて治療の可能性を相談したい
-
緩和ケアを含む説明を受け、ほかの選択肢についても情報を得たい
-
患者様ご本人に代わり、ご家族や身近な方から相談したい
光免疫療法は、すべての患者様に適応となる治療ではありません。現在受けている治療や治療スケジュールも確認しながら、患者様のご状況に応じて検討します。
血液のがん?固形がん?知っておきたいがん・腫瘍の分類
がんについて調べたときに、「白血病は血液のがんである」、「胃がんは固形腫瘍である」といった情報以外にも、腺がんや髄様がんといったがんの形態の情報もあり、がんについての情報が錯綜していて医学的な学習経験がない場合、いきなり理解することはなかなか難しいでしょう。
そこで今回は、腫瘍の種類や分類について大まかに簡単に紹介していきたいと思います。
がんを分類する
医療系のサイトや記事、専門書等を目にした際に「がん」と「腫瘍」という言葉をどのように区別して使用しているのか分からない方の為に、がん関連の言葉の整理をしながら説明していきたいと思います。
まず、腫瘍について確認しておきましょう。
腫瘍とは、正常な細胞に反して何らかの要因によって生じた異常な細胞が、体内で無秩序に増殖することで生じる病変(細胞のかたまり)のことを指します。
ここから腫瘍の分類について述べていきます。
腫瘍の分類には幾つかの分け方があります。
これらは「血液のがん」と「それ以外のがん」に大別できます。
一般的に、白血病は「血液のがん」と呼ばれるのに対して、胃がんや肺がん、肉腫といった腫瘍のことを「固形がん(固形腫瘍)」といいます。
次に固形がん(固形腫瘍)の分類について述べていきます。
固形がん(固形腫瘍)は、「良性腫瘍」と「悪性腫瘍」に大別できます。
まず悪性腫瘍は、「正常な細胞に反して何らかの要因によって生じた異常な細胞が、体内で無秩序に増殖することで生じる病変」即ち腫瘍が周りに広がる、また原発巣から転移することで、身体に悪影響を及ぼすものを指します。
一方の良性腫瘍は、生じた腫瘍が浸潤、転移をせず、発生箇所に止まるものを指します。

腫瘍が生じた細胞の種類からがんを分類する
ここからは腫瘍が生じた細胞の種類における大まかな分類について述べていきます。
①癌腫(カルチノーマ,carcinoma)
上皮組織から発生した腫瘍を癌腫(カルチノーマ,carcinoma)といいます。
補足として上皮組織について簡単に触れておきます。
上皮組織は、外界に直接面した細胞層のことを指し、皮膚や呼吸器、消化管等の表面が該当します。
②肉腫(サルコーマ,Sarcoma)
間質や筋肉、骨等の結合組織から発生した腫瘍を肉腫(サルコーマ,Sarcoma)といいます。
補足として間質について簡単に触れておきます。
間質は、臓器間を埋める組織のことを指し、血管や神経等が該当します。
③奇形腫(テラトーマ,Teratoma)
胚細胞から発生した腫瘍を奇形腫(テラトーマ,Teratoma)といいます。
補足として胚細胞について簡単に触れておきます。
胚細胞は、生殖での遺伝情報を子孫へ伝達する役割を有する細胞のことを指します。
平仮名の「がん」と漢字の「癌」の違い
最後に「がん」と「癌」の違いについて解説します。
上記の「腫瘍が生じた細胞の種類における分類」を含め、全ての悪性腫瘍を包含して「がん」と表記します。
一方で、上皮組織ががん化したもの(つまり癌腫)に対して「癌」と表記します。
ただし、「癌」という漢字の重さを配慮して、「がん」に統一して表記されていることもあります。

【当該記事監修者】院長 小林賢次
がん治療をご検討されている、患者様またその近親者の方々へがん情報を掲載しております。ご参考頂けますと幸いです。



