光免疫療法というがん治療の選択肢
現在のご状況に応じたご相談を承っております。
光感受性物質と光照射による反応を利用した治療
当院の光免疫療法は、光に反応する薬剤を点滴で投与し、病変部に光を照射することで生じる光化学反応を利用し、がん細胞へのアプローチを目指す治療法です。
病変の位置や深さ、これまでの治療内容、全身状態などによって、治療の検討内容は異なります。当院では画像や検査資料を確認し、患者様の現在のご状況に応じて適応を個別に判断しています。
このようなご相談を承っています
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再発・転移があり、現在の治療とあわせて別の選択肢も検討したい
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手術・薬物療法・放射線治療など、標準治療との組み合わせを相談したい
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副作用や体力面に不安があり、今後の治療方針を整理したい
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ご高齢や持病、全身状態を踏まえて治療の可能性を相談したい
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緩和ケアを含む説明を受け、ほかの選択肢についても情報を得たい
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患者様ご本人に代わり、ご家族や身近な方から相談したい
光免疫療法は、すべての患者様に適応となる治療ではありません。現在受けている治療や治療スケジュールも確認しながら、患者様のご状況に応じて検討します。
子宮がんのステージ3(Ⅲ期)は、周囲の組織やリンパ節などへがんが広がっている段階です。ただし、子宮体がんと子宮頸がんでは、同じステージ3でも分類と治療が異なります。体がんでは手術と術後の薬物療法など、頸がんでは同時化学放射線療法が治療の中心になります。ステージ3という診断だけで、末期がんである、治癒を目指せない、と決まるわけではありません。
ステージ3子宮がんの概要:まず病名を確かめる
「子宮がん」は、子宮の奥の内膜などに発生する子宮体がんと、入り口の頸部に発生する子宮頸がんをまとめた呼び方です。診断書や検査結果に書かれた病名を確かめると、ご自身に必要な治療情報を探しやすくなります。
| 子宮体がんのステージ3 | 子宮頸がんのステージ3 |
|---|---|
| 子宮の外側、卵巣・卵管、腟、子宮周囲の組織、骨盤・傍大動脈リンパ節などへの広がりによって分類します。 | 腟の下方3分の1や骨盤壁への広がり、がんによる水腎症・無機能腎、骨盤・傍大動脈リンパ節転移などによって分類します。 |
| 手術で摘出した組織を調べ、進行期を決めることが基本です。 | 診察や画像検査などをもとに、治療開始前に進行期を決めます。 |
| 手術が可能であれば切除を行い、術後の再発リスクに応じて追加治療を組み合わせます。 | 放射線と抗がん剤を同時期に行う同時化学放射線療法が中心です。 |
子宮体がんの説明は、国立がん研究センターが掲載する日産婦2011・FIGO2008分類をもとにしています。分類には改訂があるため、診断に使われた基準も担当医にお尋ねください。膀胱や直腸の粘膜までがんが入り込む状態は、この体がんの分類でも、頸がんの分類でもⅣA期に当たり、「近くの臓器に広がったものはすべてⅢ期」という理解は正確ではありません。
症状と診断:出血の量だけでは進行度は分からない
不正出血や血の混じったおりもの、下腹部痛、腰痛などが受診のきっかけになります。特に閉経後の出血は、少量でも婦人科で原因を調べる必要があります。排尿・排便の変化や脚のむくみが出ることもありますが、こうした症状だけでステージを決めることはできません。
組織検査と画像検査は役割が異なる
組織検査では、がんの有無や種類を調べます。体がんなら子宮内膜、頸がんなら子宮頸部から組織を採取します。MRIやCTなどでは、病変の大きさ、周囲への広がり、リンパ節や離れた臓器の状態を評価します。画像と病理の両方を合わせることで治療方針が具体的になります。
体がんでは、術前の画像で目立たなかったリンパ節転移が、手術後の病理検査で分かることがあります。術後にⅢ期と説明されても、それだけで「手術の間に急に悪化した」とは限りません。何が新たに判明し、追加治療の必要性にどう関わるのかを聞いてみましょう。
頸がんで水腎症がある場合には、尿の流れと腎機能も調べます。腎機能は抗がん剤を併用できるかどうかにも関わるためです。大量の出血、強いふらつき、急に尿が少なくなった場合は、定期受診を待たず治療先へ連絡してください。
治療方法:手術の有無だけで優劣は決まらない
子宮体がんは切除と術後治療を組み合わせる
手術が可能な場合は、子宮と両側の卵巣・卵管の摘出を基本に、広がりに応じてリンパ節や周囲の病変への処置を行います。切除できる範囲と手術の負担を見極めて、治療計画を立てます。
術後は、組織型、悪性度、リンパ節転移などから再発リスクを評価し、抗がん剤治療などを追加します。目に見える病変を取り切ったあとに治療を勧められるのは、再発の危険を下げる目的があるためです。病変が残っている場合の治療とは目的が異なるので、「いま治療する対象は何か」を確かめておくと説明を理解しやすくなります。
最初から切除が難しい場合や、体力・持病のため手術の負担が大きい場合には、薬物療法や放射線治療などを組み合わせます。手術ができるかはステージの数字だけでは判断できません。
子宮頸がんは放射線と抗がん剤で根治を目指す
Ⅲ期の子宮頸がんでは、同時化学放射線療法が標準的な治療の中心です。放射線で病変や周囲の領域を治療し、抗がん剤で放射線の効果を高めます。腎機能や体力によっては、放射線単独などの方法も考えられます。
放射線は体の外から当てる外部照射に加え、子宮や腟に器具を入れて病変の近くから照射する小線源治療を組み合わせます。頸がんでは、手術を行わずに根治を目指す治療が成り立ちます。「手術ができないので治療効果は期待できない」と受け止める必要はありません。
治療を受ける間の負担を軽くするために
治療法を決める際は、効果だけでなく生活への影響も具体的に話し合いましょう。抗がん剤による吐き気やしびれ、放射線による下痢や頻尿、手術後の排尿のしづらさなどには、症状に応じた対応があります。食事や水分が取れない、眠れないほどつらいときは、我慢して治療日を待つ必要はありません。
リンパ節の手術や骨盤への放射線治療後には、脚のリンパ浮腫が生じる場合があります。むくみが続く、左右の脚の太さが変わるなどの変化は早めに相談してください。閉経前の卵巣摘出や骨盤への照射では、ほてりなどの症状や妊娠・出産への影響もあります。希望や不安を治療開始前に共有しておくことが役立ちます。
光免疫療法について当院に相談したい方へ
当院では、光免疫療法についてのご相談を受け付けています。現在の治療以外に考えられる方法を知りたい方、治療を続ける負担が大きく選択肢を整理したい方は、ご希望をお聞かせください。薬剤と光を用いる治療を検討する際には、病変がどこにあり、どのように光を届けるかが重要になります。
子宮の病変、骨盤内のリンパ節、傍大動脈リンパ節では、それぞれ条件が異なります。また、手術後の再発予防についての相談と、現在ある病変への治療についての相談も同じではありません。病変の状態と治療の目的を整理したうえで、個別にお話しします。
治療を迷っている段階でもご相談いただけます
相談の際は、体がん・頸がんのどちらか、治療前か術後か、手術や薬についてどのような説明を受けたかを、分かる範囲でお伝えください。「手術が難しい」のか「術後の抗がん剤に不安がある」のかによって、整理する内容が変わります。これから始まる治療がある場合は、その予定も共有してください。
CTやMRI、検査結果がお手元になくても、ご相談いただけます。まずはこれまでの治療と現在のお困りごとをお聞かせください。資料をお持ちなら、病理結果、画像、使用した薬、放射線治療の経過が分かるものが参考になります。詳しい検討に追加資料が必要な場合は、ご相談の際にご案内します。
予後とフォローアップ:数字とご自身の経過を分けて考える
生存率を見る際には、体がんと頸がんのどちらの統計か、どの時期の患者様の集計かを確かめる必要があります。同じⅢ期でも、組織型、病変の範囲、治療後に残った病変の有無、治療への反応などで見通しは異なります。生存率をそのまま個人の余命に置き換えることはできません。
治療後の通院では、再発の兆候だけでなく、排尿・排便、むくみ、体力の回復なども診ていきます。新たな出血や続く痛みがあれば予約日より前に相談しましょう。診察で伝えたい変化を短くメモしておくと、限られた時間でも話したいことを整理できます。
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参考文献
- 国立がん研究センター がん情報サービス「子宮体がん(子宮内膜がん) 治療」 掲載ページ
- 国立がん研究センター がん情報サービス「子宮体がん(子宮内膜がん) 検査」 掲載ページ
- 国立がん研究センター「子宮頸がんの検査・診断」 掲載ページ
- 国立がん研究センター がん情報サービス「子宮頸がん 治療」 掲載ページ
- 国立がん研究センター がん情報サービス「子宮体がん(子宮内膜がん) 療養」 掲載ページ
- 国立がん研究センター がん情報サービス「子宮頸がん 療養」 掲載ページ

【当該記事監修者】院長 小林賢次
がん治療をご検討されている、患者様またその近親者の方々へがん情報を掲載しております。ご参考頂けますと幸いです。



