眼腫瘍(目のがん)に関する情報や治療法などについてご案内しています。大学病院提携の東京がんクリニック。

作成日2019.12.13

 当該ページ目次

  1. 目のがんとは
  2. 眼腫瘍について
  3. 眼腫瘍(目のがん)の主な症状
  4. 当院での眼腫瘍(目のがん)の治療法について
  5. TGC東京がんクリニック提携情報
  6. 当院への相談の流れ
  7. 眼腫瘍(目のがん)治療のお問い合わせはこちら
  8. 眼腫瘍(目のがん)以外のその他がん部位一覧

目のがんとは

眼腫瘍(目のがん)とは

 癌(がん)というと、一般的に肺がん胃がん等が挙げられますが、実は目にもがんは発生します。

 目のがんは、一般的には『眼腫瘍』と総称されており、領域が小さく頻度も低いので非常に稀な発生ケースで希少がんに分類されます。眼球と眼付属器(眼瞼、結膜、涙腺等)で構成される眼部に、多種多様の腫瘍が生じることで目のがんは発生し、部位によって症状も異なるので、治療法も様々あります。

 眼部に生じる腫瘍は大きく分けて、眼瞼腫瘍(脂腺がんや基底細胞がん)、結膜腫瘍(上皮内がんやメラノーマ)、眼窩腫瘍(涙腺腫瘍)、眼内腫瘍(脈絡膜悪性黒色腫や網膜芽細胞腫)、眼部転移性腫瘍、悪性リンパ腫があります。
がんの悪性腫瘍に関する解説はこちらを御参考ください。
 上記のように目のがんには様々な種類があり、更に大人のがんと子供のがんに分けられます。

大人:眼瞼がん、結膜がん、涙腺がん、虹彩や毛様体等に発生するぶどう膜悪性黒色腫(メラノーマ)
子供:網膜芽細胞腫 、横紋筋肉腫

眼腫瘍について

眼腫瘍(目のがん)の主な種類(眼瞼がん)

[大人の眼腫瘍]
眼瞼がん(まぶたにできるがん)
 眼に発生するがんで最も多いのが『眼瞼がん』で皮膚がんにも含まれているがんです。脂腺がん、基底細胞がん、扁平上皮がんがあります。基底細胞がんの転移は極めて珍しいケースですが、それが周囲に浸潤すると、頭蓋や鼻まで広がり、出血や呼吸困難等で死亡につながることもある恐ろしいがんです。
 また、脂腺がんは他の眼瞼がんよりも悪性度が高く、下顎リンパ節や前リンパ節に転移する事が知られています。
 眼にできる良性腫瘤とよく間違われることがあり、50歳以上の患者様の場合は悪性腫瘍かどうか判断するために生検した組織を病理検査に出し、調査する必要があります。
 がん検査の目的と重要性に関してはこちらを御参考ください。

結膜がん(まぶたの裏側と眼球の表面にできるがん)
 眼球の表面の白目の部分には扁平上皮がんが発生します。黒目と白目の境界からの発生が多く、角膜の表面に、薄く白っぽい半透明な膜が広がり、だんだんと盛り上がってきます。
 また、結膜には悪性黒色腫(メラノーマ)の発生も起こり得ます。先天的にメラノーマが起こりやすい性質がある前がん状態から起こるケースと、いきなり新たなものが発生するケースの2つがあります。
 前者の場合、年齢が上がるにつれて色が濃くなり、結膜の広い範囲で多数の場所から生じます。手術で切除して結膜や羊膜を移植することも可能ですが、広範囲に広がる場合は困難とされています。

眼腫瘍(目のがん)の主な種類(眼窩がん)

眼窩がん(眼球を取り巻く骨に囲まれたところにできるがん)
 眼窩内に多くの組織があるため、様々ながんが発生します。
 眼窩は基本的に周囲が骨で覆われているため、眼球が飛びだしてしまう眼球突出、腫瘍で眼球の動きが妨げられる事で物がずれて二つに見える復視、視力低下等の症状が生じます。
 殆どが良性腫瘍ですが、悪性腫瘍を鑑別することが重要です。
 悪性腫瘍は、リンパ腫が多く、特に高齢になるにつれ、悪性腫瘍が多いことが知られています。
 成人で発生する涙腺がんは悪性度の高い眼窩のがんです。(ちなみに小児期では横紋筋肉腫が多くみられます。)
 良性腫瘍は原則、腫瘍を全て取り除きますが、眼窩内は筋肉、神経、血管が狭い空間で過密状態の為、これらにマイナスの影響を与えずに腫瘍を全摘出するには高度な技術が求められます。
 しかし眼球に生じる血管新生緑内障などがしばしば後遺症として認められます。

眼腫瘍(目のがん)の主な種類(メラノーマ)

ぶどう膜悪性黒色腫(メラノーマ)
 ぶどう膜悪性黒色腫は、虹彩、毛様体ブドウ膜に生じうる腫瘍です。
 ぶどう膜黒色腫の大半は脈絡膜に発生します。
 虹彩が原発部位であることは最も少なく、また毛様体が原発部位であることも比較的少ないとされています。
 また、ブドウ膜黒色腫は一般的に、虹彩の黒色腫よりも悪性のものを有しており、発見が遅く、頻繁に転移するとだれています。
 一般的な脈絡膜黒色腫は、褐色で、隆起した、ドーム状の網膜下腫瘤です。色素沈着の程度は、暗褐色から完全なメラニン欠乏の範囲にわたります。
 多くのブドウ膜黒色腫は、初期段階では完全に無症状であるとされています。
 腫瘍が肥大化するほど、腫瘍は瞳孔の変形(虹彩の黒色腫)、視力障害(毛様体の黒色腫)、または続発性網膜剥離による視力のはげしい低下(脈絡膜の黒色腫)発生させる可能性があります。
 網膜剥離が広範囲で発生すると、続発性閉塞隅角緑内障が発生する場合もあります。

眼腫瘍(目のがん)の主な種類(網膜芽細胞腫)

[子供の眼腫瘍]
網膜芽細胞腫 (眼底に発生)
 網膜芽細胞腫は小児にみられる眼の悪性腫瘍で、発生頻度は出生の割合でいえば、約1/16,000で性別や人種、環境による差は見られないとされています。わが国では年間におよそ100人が発症していると推測されています。
 眼球中に局在している腫瘍なので、早期治療が行われれば、5年生存率は9割以上と良好ですが、やはり悪性腫瘍なので眼球の外への浸潤や転移が起こる危険性があります 。
 また、網膜芽細胞腫は、小児の眼部で最も頻度の高い悪性腫瘍です。腫瘍がある程度大きくなってくると、白色瞳孔、斜視、結膜の充血、視力低下等の症状が発生します。

横紋筋肉腫(眼窩に発生)
横紋筋肉腫は、一般的に、自分の意思で体を動かすときに使う筋肉(骨格筋)になるはずだった未熟な細胞が変化してできた悪性腫瘍と考えられています。
 横紋筋肉腫は、軟部組織や結合組織等から発生するがんの一つです。そして、眼の奥に発生します。
 (実際には、膀胱や前立腺、鼻の中、腹部や胸部の内臓等、様々な部位に生じます。)横紋筋肉腫の患者の約70%が10歳未満(1歳未満は5%)に診断されますが、思春期の若者や成人にも発生します。
 小児がんでは1割未満と滅多にみられないがんですが、小児の肉腫においては最も発生頻度の高いがんです。

眼腫瘍(目のがん)の主な症状

眼腫瘍(目のがん)の主な症状

 眼腫瘍は、部位によって種類が様々で原因も種類とされています。
 もちろん、症状も様々ではありますが、多く見られる症状をまとめておきます。

・瞼の腫れ
・眼球突出
・眼痛
・眼の違和感
・視力低下

 また、子供にできる網膜芽細胞腫では白色の瞳孔や視力障害、斜視が見られることがあります。

当院での眼腫瘍(目のがん)の治療法について

TGC東京がんクリニック提携情報

国立がんセンター内の研究所Abnova上元株式会社と業務提携 国立がんセンター内の研究所Abnova上元株式会社と業務提携
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当院へのご相談の流れ

ご予約

➀ご予約

 眼腫瘍(目のがん)でお悩みの方はまずはお電話・メールにて予約をお願い致します。
 メールでお問い合わせ頂いた際は担当者より、お返事させて頂きますが、お急ぎの方はお電話にてご予約の程お願い致します。

ご来院

ご来院

 当院は完全予約制となっております。患者様ごとにお時間を調整し、治療に当たって頂いておりまりますので、ご予約の5分前にはご来院をお願い致します。
 また、診療情報提供書や血液検査データなどをお持ちの方は、持参して頂くようお願いします。

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受付

受付

 始めてご来院頂いた際には、問診票をご記入いただきます。
 現在の状況やどのようなお悩みでもご記入頂ければと思います。


・瞼の腫れ
・眼球突出
・眼痛
・眼の違和感
・視力低下

インフォームドコンセント

インフォームドコンセント

 問診票を元に医師、医療スタッフにて、インフォームドコンセントを行い、更に現在の詳細や、最適な治療方法などをご説明させていただきます。
 当院の説明だけでは納得できない場合には、他の病院・クリニックに意見を求める「セカンドオピニオン」もご検討ください。

インフォームドコンセント詳細

同意書の記入

同意書の記入

 当院で眼腫瘍(目のがん)に関しての治療方法ややそれに伴うリスクの程度に関してご納得頂けましたら、同意書にサインをしていただきます。
 ご料金や治療方法の疑問点に関しては何度でもご質問下さい。 がん治療における保険診療または自由診療とは?に関してはこちらを御参考ください。

TGCのがん治療方法費用一覧

今後の眼腫瘍(目のがん)治療計画について

今後の眼腫瘍(目のがん)治療計画について

 眼腫瘍(目のがん)の今後の治療計画を立案し、患者様に無理のない治療行程を組ませていただきます。
 治療を進める上でご要望などございましたら、ご相談下さい。

眼腫瘍(目のがん)治療のお問い合わせはこちら

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眼腫瘍(目のがん)以外のその他部位一覧