お知らせ
適応がん部位は以下をご参考ください。
肺がん、胃がん、大腸がん、前立腺がん、膀胱がん、喉頭がん、咽頭がん、食道がん、肝がん、腎がん、膵臓がん、甲状腺がん、胆嚢・胆道がん、乳がん、卵巣がん、子宮体がん、子宮頸がん、皮膚がん、メラノーマ、腺がん、口腔がん、舌がん、骨腫瘍 など。※骨髄、白血病などご対応できない部位も一部ございます。
現在ご自身の部位が適応可能か、ご不明な場合はお気軽にお問合せください。
はじめに
乳がんは進行に伴い多くの患者様が痛みや重篤な症状にお悩みだと思います。
この記事では乳がん治療の現状と、緩和ケアが必要な患者様に対する治療方法としての光免疫療法に焦点を当てます。
この治療方法は緩和ケアが必要な方、末期がん、ステージ4、余命宣告を受けた方にも適用できる可能性があります。
従来の治療法とその限界
乳がんの標準治療(手術、抗がん剤、放射線)は、進行段階や個々の患者様の状態によって効果に差があります。
特に進行がんでは治療法が限定され、多くの場合緩和ケアに移行します。
緩和ケアが必要になる患者様の背景
以下に緩和ケアが必要になった患者様の背景をまとめています。
背景 | 説明 |
---|---|
進行性乳がん | がんが進行し、手術による完全な切除が不可能な場合。 |
治療法の限界 | 標準的な治療法が適用できない場合。 |
抗がん剤耐性 | 長期間の化学療法により、がんが抗がん剤に耐性を持ち、効果がなくなる。 |
高齢または全身状態の低下 | 高齢や基礎疾患が原因で積極的な治療が困難。 |
治療の副作用 | 重い副作用により標準治療を継続できない場合。 |
患者様の選択 | 患者様自身が積極的な治療を希望しない場合や生活の質を優先した治療を選択した場合。 |
再発または多発性転移 | 治療後にがんが再発し、または多くの部位に転移している場合。 |
緩和ケアは主に痛み管理や生活の質の向上を目指しますが、根本的な治療効果は期待できません。
緩和ケアの前に乳がん治療を希望される場合、光免疫療法が適用できる可能性があります。
乳がんの痛みの管理
乳がんによる痛みはがん細胞が乳房組織を圧迫したり、周囲の組織に広がることで引き起こされます。
以下に乳がんのターミナルにおける痛みの症状を記載します。
症状 | 説明 |
---|---|
胸部の痛み | 腫瘍が乳房組織を拡大させたり、近隣の組織を圧迫することで痛みが生じます。 |
リンパ浮腫 | リンパ節の摘出や損傷によりリンパ液の流れが妨げられ、腕や胸部に腫れが生じます。 |
皮膚の変化 | 皮膚が引きつれたり、オレンジの皮のような凹凸が生じます。 |
全身の倦怠感と体重減少 | エネルギー消費の増加や食欲不振により体重が減少し、倦怠感が強くなります。 |
食欲不振 | 疼痛や体の不調が原因で食欲が減少します。 |
吐き気と嘔吐 | 肝機能の低下や腹部の圧迫感が消化不良を引き起こし、吐き気や嘔吐を促します。 |
骨痛 | がんが骨に転移すると、骨の痛みや骨折が発生しやすくなります。 |
痛みの管理は生活の質を大きく左右するため、痛み緩和が重要です。
光免疫療法はこの痛みの緩和も目指せ、治療の選択肢となり得ます。
光免疫療法の選択肢
標準治療が適用できない場合、通常は緩和ケアが推奨されますが、当院の光免疫療法は選択肢となります。
「標準治療ができない」以外にも「標準治療以外を検討中」「標準治療と併用希望」の方もご来院いただいております。
光免疫療法の紹介
光免疫療法は特定の光感受性物質を使用し、特定の波長の光で活性酸素を生成させ、がん細胞を選択的に破壊します。
これにより、痛みの原因となるがん細胞を直接減少させることが可能です。
がん細胞を選択的に攻撃し、正常な細胞へのダメージを抑えるため副作用が少ない点が利点であり、体力のない高齢者の方々にも多く利用されています。
以下より当院の光免疫療法の詳細をご確認頂けます。
光免疫療法の利点
光免疫療法は治療効果だけでなく緩和ケアの側面も持ち合わせています。
これにより、治療中の痛みの緩和や治療後の生活の質の向上が期待でき、緩和ケアが必要な乳がん患者様にも利用されています。
患者様様の声
最近、芸能人のがん闘病が公表されることが増えており、その内容を知る機会も増えています。
こちらでは、当院でがんと向き合う患者様の貴重な声を掲載しています。
これらの体験談ががんと闘う多くの方々に希望や勇気、そして役立つ情報を提供することを心から願っています。
ご協力いただいた患者様一人一人に深く感謝申し上げます。
患者様様のお声はこちら
よくある質問
光免疫療法は、特定の薬剤と光を活用してがん細胞を攻撃する治療方法です。特定の薬剤を体内に投与した後、その薬剤が集まるがん細胞を光で照射し破壊します。
光免疫療法の詳細はこちらをご参考ください。
光に反応する薬剤によっては、照射部位の発赤や腫れ、痛みなどが生じることがあります。全身的な副作用は一般的な化学療法に比べて少ない傾向があります。
肺がん、胃がん、大腸がん、前立腺がん、膀胱がん、喉頭がん、咽頭がん、食道がん、肝がん、腎がん、膵臓がん、甲状腺がん、胆嚢・胆道がん、乳がん、卵巣がん、子宮体がん、子宮頸がん、皮膚がん、メラノーマ、腺がん、口腔がん、舌がん、骨腫瘍など。※骨髄、白血病など対応できない部位も一部ございます。ご自身の部位が適応可能かどうかご不明な場合は、お気軽にお問合せください。
緩和ケアは症状の管理と生活の質の向上に焦点を当てた治療であり、がんの進行を遅らせることが主目的ではありません。一方、光免疫療法はがん細胞を直接破壊し、がんの治療を目指す方法です。
治療期間はがんの種類や進行度、患者様の状態によって異なりますが、一般的には1週間〜2週間×6回の治療が行われることが多いです。
患者様の状態やがんの種類に応じて、緩和ケアからの切り替えは可能です。医師と相談し、個別の病状に最適な治療計画を立てることが重要です。
成功率はがんの種類や進行状態、治療が行われる具体的な条件によって異なります。治療前に専門の医師から具体的な情報を得ることが推奨されるため、インフォームド・コンセント時に詳しくご説明いたします。
ほとんどのがん種に対応していますが、骨髄、白血病など対応できない部位も一部ございます。ご自身の部位が適応部位かご不明な場合は、お気軽にお問合せください。
当院へのアクセス詳細は以下よりご参考ください。
【当該記事監修者】院長 小林賢次
がん治療をご検討されている、患者様またその近親者の方々へがん情報を掲載しております。ご参考頂けますと幸いです。