前立腺がんステージⅣの症状や治療法と光免疫療法の可能性

前立腺がんステージⅣとは

前立腺がんは、前立腺(膀胱の下、尿道を囲む小さな腺)に発生する男性特有のがんです。
高齢男性に多く発症し、他のがんと比べて進行が緩やかで、ホルモン依存性が強いといった特徴があります。
そして、前立腺がんステージⅣとは、前立腺がんの最も進行した段階であり、がんが前立腺を超えて拡がり、リンパ節や遠隔臓器に転移した状態を指します。
診断時の約10~20%がステージⅣであり、早期段階では症状が少なく、PSA検査や前立腺肥大症の評価によって偶然発見されることも多いです。
この記事では、前立腺がんステージⅣの特徴や光免疫療法の可能性について解説します。

前立腺がんステージⅣの症状と転移先

前立腺がんは、初期段階ではほぼ無症状ですが、ステージⅣまで進行すると、排尿困難、頻尿、残尿感、血尿といった症状が現れてきます。
また、最も割合の高い転移先である骨転移によって、 背部の痛みや骨折といった症状が出ることもあります。
その他にも、リンパ節転移による下肢浮腫、肺転移による呼吸困難、肝臓転移による黄疸なども転移症状として挙げられます。
全身症状としては、体重減少、倦怠感、貧血などが挙げられますので、これらの症状が出た場合には、前立腺がんがかなり進行している可能性が高いです。

前立腺がんステージⅣの生存率と治療目的

前立腺がんステージⅣの5年生存率は約65%、10年生存率は約45%と報告されています。
ステージ全体を平均すると約98%となり、他のがんと比べて生存率は高いといえます。
早期の段階での発見や治療の開始は、生存率を向上させる鍵となります。
そして、前立腺がんステージⅣの治療は、延命とQOL(生活の質)維持が主な目的となります。

治療の選択肢と課題

前立腺がんステージⅣの治療は、ホルモン療法を中心として、化学療法、放射線療法、支持療法を組み合わせます。
しかし、ホルモン療法は1~3年で少しずつ反応が弱くなったり、化学療法では耐性や副作用、根治の難しさといった課題があります。
また、治療による性機能障害、尿失禁、骨粗鬆症といった症状の発現によって長期QOLが低下しやすいことも課題といえます。

光免疫療法の導入

光免疫療法は、前立腺がん治療において選択肢となり得る可能性があります。
この治療法は、特定の薬剤と光を組み合わせ、がん細胞のみを破壊する方法です。
薬剤はがん細胞特有の性質を利用して集積し、その後特定の波長の光を照射することで、細胞内での化学反応を引き起こし、がん細胞を破壊します。
がん細胞を選択的に破壊するため、正常細胞への影響は少なく、副作用が出にくい点が利点の一つでもあります。
以下より当院の光免疫療法の詳細をご確認頂けます。

前立腺がんの各ステージとその特徴

光免疫療法は、前立腺がんの各ステージにおいて考慮される治療の選択肢の一つとなり得る可能性もあります。

ステージ 特徴 主な治療方法
がん細胞は前立腺に限局するが、片葉の半分以内にとどまる。 手術、放射線療法、光免疫療法
がん細胞は前立腺に限局するが、片葉の半分を超えるか両葉に進展する。 手術、ホルモン療法、放射線療法、光免疫療法
がん細胞が前立腺被膜をこえて進展している。 手術、ホルモン療法、放射線療法、光免疫療法
がん細胞が隣接臓器へ浸潤し、リンパ節転移や遠隔転移がある。 ホルモン療法、化学療法、放射線療法(症状緩和)、光免疫療法

光免疫療法のメリットと可能性

光免疫療法のメリットは、健康な細胞への影響が少ないことです。
治療後の身体的なダメージや副作用が少ないため、患者様の生活の質を維持しながら治療を進めることが可能となります。
さらに、他の治療法との併用も可能であるため、相乗効果が期待出来ます。
現在、前立腺がんステージⅣの患者様において、標準治療以外の治療法をご検討中の方は、お気軽に当院までご相談ください。


関西(大阪)で「前立腺がんステージⅣ」のがん治療をお考えの方はこちらから光免疫療法の詳細をご確認頂けます。

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